伏見つかさ『エロマンガ先生』を読み終えました。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』以来の待望の新シリーズです。

 妹ものの新境地を開拓し、ライトノベル全体でも指折りのセールスを記録した傑作のあと、次に挑むのはどんな作品なのか? 答え:妹もの。

 というわけで、今回もまた高校生ライトノベル作家の主人公と、そのイラストレーター「エロマンガ先生」である妹のラブやら葛藤の物語、になるらしい。

 まだ第一巻なのでよくわからないけれど、とにかくむやみとおもしろい。もちろん、この先もおもしろいかどうかはまだいまの時点では何ともいえないけれど、とりあえず今回も完全に鉄板の出来。

 伏見さんは『俺妹』で何かを掴んだと思しく、もう文句のつけようがないエンターテインメントに仕上がっています。気が早いけれど、もうアニメ化は確定なんじゃないでしょうか。

 いま思えば赤面するしかないのですが、伏見つかさという作家を