「少子化対策というよりも、若者の希望が強い社会では自然と子どもが生まれてくる。つまり子どもの数というのは社会の活力のバロメーターだと私は思っています。木村先生のご専門になってしまいますが、ローマ帝国にしろベネチアにしろ文明が衰退するときには必ず少子化が伴っていたという例がありましたので、そうならないためにも、若い人の希望をつなぐことが結果的に少子化対策となるような社会であればと思っています」
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まるで演説のような文ですね・・・非常に読みにくい・・
いやー言いたいことはわかるけれど、今の日本の社会システムを考えれば、少子化は子供の未来を抑制するものに間違いなくなるね。 しかも今中国と争いそうになって思ってる人もいるだろうけど、戦争にいくのはいつも若者でしょ?
でも日本には若者が少ない。戦争で人が減っても生まれない。 定年も将来的には70オーバーするだろう。じゃあ年金いつもらうねん?
要するに、少子化するのが問題なんじゃなくて、日本というシステムの中で高齢者が多いかつ
若者が少ない ってのが問題なわけよ。
高齢者のライフコストは誰かが賄わなければならない。それを賄えるのは、生産年齢人口であるが、「将来の生産年齢人口」を作り出せるのは若者だけである。若者を支援し、次世代を育成しなければ、生産年齢人口が減って、高齢者を支え切れなくなる。
筆者は人口減少の真の意味を理解していない。人口が減るという事は、ただ単に今の人口比率のまま縮小していくのではなく、高齢化率がどんどん上がりながら人口が減るという事を意味している。子どもが減る≒人口が減るということであり、人口ピラミッドのバランスが崩れて、社会を支え切れなくなり、やがて人口減少の結果として日本が消滅するという危機が存在している。
発展途上国の少子化は問題になる。
何故なら労働人口が減るから。
でも先進国の少子化は何の問題にもならない。
何故なら優れた科学技術があるので人が機械を操作することで効率良く安定して商品の生産が可能だから。
悩ましいのは今のお年寄りが遊びを知らないこと。
そのため沢山お金を持っているお年寄りが振り込め詐欺の被害にあったり死んだ後、相続でもめたりして経済が回らない。
お年寄りにはもっとネットに進出してもらって娯楽の幅を増やして欲しいですね。
大事なのは人口ではなくて、若者と高齢者の比率だと思うけどな。被扶養者が減れば、少なくとも今よりは楽になるんじゃないかと。
そもそも、日本の少子化は日本が国策として進めた結果なので、
上の世代が自分たちが自分たちのことを棚に上げて、
下の世代を批判する様子には、この文を書いた人と同様の怒りを感じる。
しかし、日本のような急な少子化はやはり避けるべきものだと思う。
消費者の構造変化に、日本社会や企業はすぐに対応できないから。
人口学という、社会と人口を科学する学問がありますが、そこでは途上国での人口増加/抑制には識字率が関係しているとされています。
つまり、識字率が上昇していく局面で、女性の権利意識や産業の高度化といった抑制要素が働くからです。
一方、先進国では世帯所得と政府の支援策が問題になります。これは、世帯所得が一定数を超えると、政府の支援が充実していると出産数が増える傾向にあるからです。
勿論これにはさらにミクロでは違うこともあり、完全な理論化というのは経済学同様まだまだですが、一般的傾向はこうです。
適正な人口というのは、その国土や利用可能なエネルギー、経済規模など地理学、経済学などが参考になりますが、日本の場合やはり現時点で問題なのは、社会保障費と労働人口のバランスですね。
これも賦課方式と積立方式、制度移行時の負担バランスなど、純粋に人口だけで決まらない部分もありますが。
あと基本社会福祉としての出産調整は、最低限社会で子供を育てられる環境を整える、これに尽きます。
ただ戦後のベビーブームのように多産多子社会なだけだと、ワークライフバランスや学校教育での適正な環境というのが実現しません。
残念ですが、日本ではそもそも方向性の共有という段階、それ以前に共有化のための議論が薄いので、先ほどの民主党の子ども手当でも幼保一元化でも、理念より財源問題の時点の議論だけで終わってしまった感があります。
勿論、財源は実現化の重要なファクターなので当然なのですが、それも社会全体で理念が共有化されていなければ、負担をどうするかも議論できません。そういう意味では、拙速だったとも思います。