2018年にもなって「いまの新日本プロレスには猪木イズムが足りない!」などと口走ってしまうオールドファンに向けて二階堂彩乃@nikaidoayano)先生が“いまのプロレス”の魅力をお伝えする共存共栄コーナー。今回のテーマはG-1クライマックスです!


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――二階堂さんは新日本プロレスのG-1クライマックス日本武道館3連戦は見に行ったんですか?

二階堂 私は3日間とも見に行きたかったんですけど……決勝戦はもちろんのこと、2日目はケニー・オメガvs飯伏幸太もあったから完売で。現地観戦は初日だけだったんですよ〜。

――凄いなあ、新日本プロレス。

二階堂 でも、私は棚橋(弘至)選手が優勝すると思ってたので、見に行った大会で棚橋選手がオカダ・カズチカ選手に引き分けて決勝進出が決まったことが凄く嬉しかったんです!(笑)。ここでオカダ選手に勝てば、絶対に優勝だろう、決まりだな!って。

――決勝の飯伏幸太戦では、長期欠場中の柴田勝頼選手が棚橋選手のセコンドとして現れて。ドラマとしても完成されてましたね。

二階堂 飯伏選手のセコンドには、前日に凄い試合をやったケニーが付いて。ただ、棚橋選手と柴田選手の関係のほうが歴史が古いこともあるのか、会場の雰囲気も棚橋選手寄りだったんですね。

――このセコンドを含めた構図は燃えますよね。「考えた人」っていうとアレですけど、発案者にはサマーボーナスをあげてほしいですよ(笑)。

二階堂 ハハハハハハ。こんな凄いものを見せるために棚橋選手はしばらく低迷していたのかな……って思っちゃったくらいで。お家で見て喜んでました!

――完全にやられたなって思ったのは、棚橋選手ってケガもあって一線からは退いた……というムードがここ1年くらいあったじゃないですか。

二階堂 なんだか悲しかったですもんねぇ。私は2010年頃から新日本を見始めて、棚橋選手のIWGP王座防衛11回の記録も見てきてるので、大会最後に棚橋選手のエアギターがないのは寂しいな……って気持ちがずっとあったんですよ。ちょっと前までは「もうエアギターはいらないんじゃないの?」みたいな声も聞こえてきたんですが、ひさしぶりにエアギターを見て安心しました。いやあ、いまの棚橋選手にはオカダ選手も内藤(哲也)選手も勝てないですよ!

――ところで最近のオカダ選手のキャラはどうなんですか?


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