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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは
米デスマッチをこよなく愛す、155センチ世界最小デスマッチレスラー佐久田俊行!


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いまから6年前、当時の『米インディプロレス専門通販フリーバーズ』のメールマガジンは、お客様ひとりひとりのアドレスをいちいち打ち込み送信していた。そのため比較的注文の少ない場所や、珍しい名前のお客様を自然と記憶していた。その記憶の中に“大分県の佐久田さん”という方がいたのである。

2014年8月6日、大日本プロレスに身長155センチのプロレスラーがデビューしたことを知った私は、その名前がなんとなく気になっていた。その“なんとなく”の理由が、ひょんな事から答えが出たのである。所用でお会いした大日本プロレスのアブドーラ小林選手から「ウチの佐久田がフリーバーズさんでDVD買っていたみたいで、今日は用事がなければ来たかったみたいです」と伝えられた。“大分県の佐久田さん”は大日本プロレスの佐久田俊行だった。プロレスラーになる前、大分県の大学に通っていた佐久田は、CZWなどのDVDを購入するために当店を利用していたのだった。


自らを「サイコパスボーイ」「社会不適合者」と名乗り、試合になると危険な凶器を巧みに使い、危なっかしく狂ったデスマッチをする佐久田。中学2年のときにプロレス雑誌でデスマッチ特集を見て以来、血の流れるデスマッチに思い焦がれるプロレス少年になり、大日本プロレスの伊東竜二や葛西純に憧れて、いずれ自分もデスマッチをやってみたいと思うようになった。

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