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この記事はRIZIN大晦日と世間を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)
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・「ボクと真剣勝負してください!」(田村潔司)■名言で振り返るプロレス格闘技
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大晦日のRIZIN、朝倉海選手の対戦相手がマネル・ケイプに決定しました。このマッチメイクにはいろんな意見があると思われますが、プランAだった堀口恭司vs朝倉海中止という緊急事態の末ですから、どんなかたちになっても不満は出たはずですね。現実的にマネル・ケイプ戦以外でできたことといえば、そのケイプ、石渡伸太郎選手、扇久保博正選手参加の1DAYトーナメントくらいかもしれません。
1DAYトーナメントがちょっと違うかなって思うのは、来年バンタム級GPをやるかもしれないし、トーナメントってストーリーがないときに使うものなんです。トーナメントをやれば点が線になって勝手に物語が生まれる。
でも、この4人にはそれぞれストーリーがありますから、現時点でわざわざトーナメントというシステムを使う必要がないのかなと。だったらワンマッチに分けて石渡選手と扇久保選手の勝者が次期挑戦者というかたちを選んだほうが無難かもしれません。
29日と31日のカードもほぼ出揃って全体的に楽しみなんですけど、RIZINが開催されるたびに「世間に届くカードが~~」とか言われるじゃないですか。そもそも「世間に届くカード」の解釈って難しい時代だと思うんですよ。
いままでRIZINが「世間に届くカード」ことを目的にマッチメイクしたカードって、天心vsメイウェザー、ボブ・サップvs曙2、あとはRENA選手や山本美憂選手絡みが多いんですけど、一部のファンってこの辺にはやけに厳しかったりしますよね。榊原(信行)さんのツイッターに非難のリプが押し寄せるやつ(笑)。
「世間に届くカード」を求めながら、なぜ「世間に届くカード」を批判するのか、そもそも「世間に届くカード」は何か……というと、「興行と世間」を紐解く理論がありまして。これを理解していると興行が見やすくなるんです。それは「アントニオ猪木の環状線理論」というものです。この理論は猪木さんが30年以上前から唱えていますが、メディアのあり方が大きく変わった現在でも充分に通用する考え方だと思っています。
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https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1850156
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