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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはアメリカプロレス界の「Black Lives Matter ブラック・ライヴズ・マター」です!
<1記事から買えるバックナンバー>
写真撮影 Billie Starkz
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写真撮影 Billie Starkz
5月25日、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人男性ジョージ・フロイドが白人警官らによって殺害された。8分以上に渡り、無抵抗のフロイドの首を膝で押さえ続け、「息ができない」と命を懇願する声を無視して、死に追いやった。この事件を発端に、「Black Lives Matter ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命を軽くみるな)」をスローガンに全米、そして、世界各地へと人種差別への抗議活動が広まり、黒人だけでなく、白人らも参加し、いまもなお続いている。
「ブラック・ライヴズ・マター」という言葉は、フロリダで黒人少年トレイボン・マーティンが自警団ジョージ・ジマーマンに射殺され、ジマーマンに無罪判決が出た2013年7月から使われ始める。その判決に抗議するため、黒人女性アリシア・ガーザ、パトリス・カラーズ、オパル・トメティが#BlackLivesMatterというハッシュタグを付けて、SNSで拡散したことから全米に広まる。その後、2014年7月17日のニューヨークでのエリック・ガーナー(窒息死)、同年8月9日のミズーリ州でのマイケル・ブラウン(射殺)の黒人2人が警察官により殺害されたものの、いずれも警察官は起訴されなかった事件への抗議として、SNS上だけでなく、街頭でのデモ活動へと発展していった。その際に、「ブラック・ライヴズ・マター」は運動の旗印として、さらに広まっていった。今回の運動は、警察への抗議というだけではなく、コロナウイルスの蔓延、それに伴う失業者の増加、そして、ドナルド・トランプ大統領の政治姿勢への反抗など様々な要素が重なったこともあり、アメリカの歴史上、最大の抗議運動とも言われている。
ディズニーやナイキ、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、ツイッターなど多くの企業も「ブラック・ライヴズ・マター」に賛同。そして、WWEも6月2日に以下のような声明を出した。
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