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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは木村花さん死去…世界から悲しみの声です!
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2019年4月5日、ニューヨーク、スターダム初のニューヨーク大会「STARDOM America Dream 2019 in the Big Apple」。3WAYタッグ戦に登場した木村花選手は前年にはROHに参戦していたこともあり、海外のファンにも人気が高く、会場に集まった満員の観客たちから大きな歓声が上がる。ファンからの声援にも後押しされ、得意技のミサイルキックでピンフォール勝ち。そのきらびやかな外見は、陽気なアメリカの雰囲気がよく似合う。
翌6日にはROH&新日本プロレスの合同興行「G1 Supercard」マディソン・スクエア・ガーデン大会のダークマッチにも参戦。格闘技の殿堂MSGの大舞台で、ほかの誰よりも大きな声を出して、この場所で試合ができることへの喜びを全身で表現しているようにも見えた。誰もがまたすぐにアメリカで、そしてニューヨークで、木村花選手の試合を見られると思っていたし、おそらくご本人もそう強く願っていたのかもしれない。しかし、そのときが訪れることはなかった……。
木村花選手急逝の報道は、日本だけでなく、海外にも伝えられ、多数の悲しみの声がSNSなどに寄せられた。プロレスラーとしてだけでなく、人気テレビ番組「テラスハウス」にも出演し、全世界でも配信されていたこともあり、米ワシントン・ポストや英BBC、仏ル・モンドなどの海外主要メディアでも報道された。若くして亡くなられた木村花選手を惜しむ声が多く挙げられ、その証拠にハッシュタグ#RIPHanaKimuraは全世界でトレンド入りするほど大きな注目を集めた。
木村花選手が参戦したROHは、次のようなお悔やみのツイートを投稿した。
「木村花選手が亡くなられたとの知らせに、私たちは深い悲しみに包まれています。花さんは綺麗で、才能のある選手でした。言葉の力は強いのです。優しくなりましょう。ご家族の皆さま、心よりお悔やみ申し上げます」(ROH)
「NWAは、スターダム木村花選手のご訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します」(NWA)
「AEW、そして、プロレス業界は、木村花選手のご逝去の報に接し、心からご冥福をお祈りいたします。ご家族、お友達、ファンのみなさまのご心痛お察し申し上げます」(AEW)。
AEWへの参戦経験はないものの、同社CBOのブランディ・ローデスがスターダムに参戦した際、同じユニットメンバーとしてチームを組んだことがあった。また、5月23日に行われたPPV大会「Double Or Nothing」での女子王座戦の前にも、実況のエクスカリバーが追悼のメッセージを述べた。
WWEでも多くのスーパースターたちが悲しみの声を寄せた。
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