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・大晦日後は……憂流迦、井上直樹、平本蓮がラスベガスへGO!
――シュウさんがマネジメントする選手が4人も大晦日RIZINに出場しました。まずはなんといっても度肝を抜いたのは、元谷友貴選手に一本勝ちした井上直樹選手の圧倒的な強さなんですけども。
――超衝撃的でした!
――あれでまだ完全体じゃなかったなんて恐ろしいこと言いますね(笑)。
シュウ だから100%の状態だったら本当にとんでもないことになりますよ。 UFC2戦目に現在ランカーのマット・シュネルと戦ったときも足を捻挫したままオクタゴン入りしてますからね。試合後にヒビが入ったことがわかって。そんな状態でなんかとフルラウンドやりきったので。
――もしかしたら井上選手の最大の敵はコンディションかもしれないですね。
シュウ そうかもしれないですね。
――シュウさんからすれば、今回はゲームプランどおりの戦い方ですか?
シュウ これこそ「ザ・MMA」という戦い方なんだと思うんですよ。まずリング中央を制しジャブで先手を取る。前に言ったと思うんですけど、クリス・ワイドマン選手が構えからノーモーションでストレートにくる直樹くんのジャブを見習わないと、と言うぐらい彼のジャブは昔から選手やコーチのあいだで評価が高かったんです。シュネル選手が試合後に直樹くんの控え室まで来て「いやぁジャブが全然見えなかった」と言ったぐらいなんで。打撃を細かく当てて、仕方なくタックルに来たところをリバースして仕留める。 なぜこんな試合ができるかといえば、直樹くんは打撃ができるからなんですよ。彼は14歳のときからアマでキックやSBルールの試合をしてきて、17歳ぐらいのときにアマチュアキックボクシングの東日本トーナメントを制する実力を持っていたわけじゃないですか。ここ2年間はニューヨークで練習を重ねて、日本では那須川天心選手や志郎選手、井上尚弥選手を見ているニックさんこと永末貴之さんにトレーナーとしてついてもらって。志郎選手とスパーリングをしてボクシング技術を磨いて、どんどん打撃がうまくなってるんですよね。
シュウ そうすることでトピックスになって広まるから、それはそれでいいことだとは思いますね。直樹くんもカーフキックは出してますからね。
――第1試合のスダリオ剛選手もカーフでKOしてるんですよね(笑)。
シュウ 直樹くんの話に戻ると、ファンの方の興味は「次は誰と戦うのか?」ということだとは思うんですけど。正直3月に東京ドーム大会にもし堀口選手が出るんであれば、ベラトールのバンタム級王者アーチュレッタとやらせたいはずですよね。
――ただ堀口選手は1月末にアメリカに帰国するので、そうすると東京ドームの3月14日までの行ったり来たりの隔離生活はちょっと厳しいのかなとは思うんですよね。
シュウ そこですよね。 朝倉海選手と戦うのも面白いですけど、今回の試合でケガをしてますし、ボクが海選手のマネージャーの立場だったら、いまの状況で直樹くんとはやらせたくないです。だったらボクは直樹くんの相手としてベラトールからバンタム級の選手を連れて来てほしいんですけど。
シュウ 日本視点だとそうなっちゃいますよね。 マネージメントからすると連れて来てほしいのは、ただ1人なんですよ。セルジオ・ペティスですね。
シュウ ファイトスタイル的に直樹くんとは合うと思うし、しっかり勝てると思うんですね。
シュウ 堀口選手以外だったら海選手だとは思うんですけど。間に合わないのであれば、ペティスの選択なのかなと。マゴメド・マゴメドフみたいなのが出てきたら困りますけどね(笑)。
――アイツは絶対に日本に呼んじゃダメですね(笑)。憂流迦選手も次戦の相手として名前を出してましたけど、扇久保博正選手が現実的なのかなあとは。
シュウ 扇久保選手とは憂流迦選手が前からやりたがってるんですよね。いまだからいうと、憂流迦選手は今回の大晦日は瀧澤謙太選手じゃなくて扇久保選手でプッシュしてたんですよ。でも扇久保選手は11月に試合をしたばっかり……ということで。
――憂流迦選手と直樹選手をマネジメントとしてるからシュウさんとしても難しい立場ですね。
シュウ そこはRIZINさん次第になりますよね。
―― 扇久保選手からすれば、いまの井上直樹に勝つことって凄く大きいですもんね。
シュウ 直樹くんにしてもここで扇久保選手に勝ては確実に挑戦権を手にできるわけじゃないですか。そうなってくるとバンタム級も面白くなってきますよね。
―― 井上選手の課題はマイクだけですね(笑)。
シュウ マイクに関してはジャンさんの言うとおり、あのまま放っておいて毎回放送事故にするのも面白いんじゃないかと思いますね(笑)。 お姉さんの魅津希ちゃんはMC能力もあるぐらいなんですけど、姉弟でまったく逆ですからね。直樹くんみたいなキャラがいてもいいとは思うんですけど。
――マイクの練習をしてうまくなるタイプでもないですよね。
シュウ ひとつだけ気になることは……マネジメントの悪い癖でロングタイムで物事を見ちゃうので、バットケースも考えちゃうんです。今回の試合も素晴らしいパフォーマンスだとは思うんですけど、逆にせめぎ合いの試合ができてないことを不安に感じちゃうんですよ。
――なるほど!
シュウ 今回の試合は3分で終わって息も乱れず終わってますから、正直アップの方が疲れたんじゃないかって感じだと思いますよ、ある意味。それでいきなり3ラウンドのガチガチのせめぎ合いをしたときに、どうしても集中力やスタミナが切れることはありえるじゃないですか。そこは贅沢な悩みであるんですけど。
――堀口選手はRIZINに来てからKO一本勝ちを連発してますけど、UFCでは地味な相手にフルラウンドやって制している試合が多いんですよね。試合巧者でもある。
シュウ どんなスポーツでもそうですけど、強い奴と戦えば強くなるじゃないですか。 そういうせめぎ合いで勝つことが強さに繋がっていくと思うんですよね。直樹くんの自信にもなると思いますし。
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コメント
コメントを書く会見に出なかった件で質問した1人なので聞きたかったなぁ(笑)
大晦日全16試合で32人の選手のうち31人
が試合後のインタビューを受けてますが平本蓮だけ無し
女子高生の2人ですらキチンと受けているのに平本蓮だけ受けられなかったというのであればよほどのことがあったんでしょう
何があったかは言わないでいいです
平本蓮は2017年6月から4試合しかしてない
直近2試合が共に大晦日と試合間隔が大きく開く
次の試合はまた大晦日ですかね
令和の曙こと平本蓮の次戦に乞うご期待