この記事はRIZIN27を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)



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今日はですね、プロレス格闘技マスコミで一番仕事部屋がおしゃれだという評判のジャン斉藤邸からお送りいたします。 オマエはいきなり何を言ってるんだ?っていう話ですけど。先日、吉田豪さんの『紙プロ同窓会』に出演したんです 。いつもはこうやって音声だけですが映像付きで出たところ、ボクはそういう声を決して見逃しませんでした! これから「仕事部屋がおしゃれ」を看板にして頑張っていこうかなと思ってます(笑)。

ところで『紙プロ同窓会』ではホントはもっといろいろなエピソードをしゃべりたかったんですけど、 ボクが出演したパートは殺伐ムードだったので。ボクはこれまで格闘技はトラッシュトークで煽るだけじゃないんだって話はしてきましたけど。この番組に出演するにあたって、宣伝ツイートを一切しなかったこともあってスリリングな展開になったという。 そこには紙プロの歴史や出演者との関係性があったり、あまり出演に乗り気じゃなかったこともあって宣伝ツイートをしなかった結果、ヒリヒリした空気になったのかなと思うんですけど。 話の内容も紙プロの包括的なもので。たとえば吉田さんがストロング小林さんを取材したときボクは担当だったんですが、小林さんが吉田豪さんのことをものすごく気に入ってしまって「原稿チェックはFAX じゃダメ。必ず家まで原稿を見せに来なさいね!」と何度も念を押されて。吉田さんは当然行かず、結局ボク一人に原稿を見せに自宅まで出向いたんですけど。ひとりで行くのが何か怖いから、ボクの知り合いで殺人術を学んでる奴に「お願いだから一緒に来てくれ」って頼み込んで同伴してもらった……っていうエピソードも話したかったんですけどね。

闇雲に煽れば緊張感が出る……っていうことじゃないモデルケースにはなったと思うんですけど、それは今回のRIZINにもつながってくることですよね。浜崎さんの戦前の仕掛けは、トラッシュトークっていう枠組みに収めちゃいけないと思うんですね。なんて言うんですかね、トラッシュトークやセルフプロデュースって「盛り上げるためにあえてやってます」っていう安易さが付いて回りますよね。浜崎選手の場合は、女子格闘技の歴史や自分の立ち位置を踏まえたナチュラルストーリーですからね。こういうカードこそ見応え、語りがいがあるんですけど……今回のRIZIN27って超大爆発したわりに、事前の期待感が超低かったですよね。
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