アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはAEW内紛!? トニー・カーンいわく「ボクは、もう、あなたたちレスラーの言いなりにはならないから」です!



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それはセクハラではない……その後の「#SpeakingOut」


急遽、行われたミーティングの席上、AEW社長のトニー・カーンは、レスラーたちの前でこう明言する。

「ボクは、もう、あなたたちレスラーの言いなりにはならないから」

ビンス・マクマホン独裁とも言えたWWEに対し、風通しの良い環境でバックステージは仲睦まじいファミリー感のある団体として、プロレス団体の理想郷かのように言われてきた、トニー・カーン率いるAEW。

しかし、ビンスが不倫口止め料支払いスキャンダルで引退を宣言し、WWEがHHHとステファニー夫妻らによる新体制となるや、一転して、AEWに対してのキナ臭い話が上がるようになったのだ。

「トニー・カーンのブッキングに不満を持っている選手が多いらしい」

「CMパンクが、AEWを辞めたがっているらしい」

「バックステージの雰囲気が良くないらしい」

「エディ・キングストンが、ある選手とケンカ騒ぎを起こし、出場停止処分になった」

「女子王者サンダー・ロサと、他の女子レスラーの仲が険悪だ」

「WWEが、AEWの契約下にある複数の選手に接触している」

虚実入り混じるニュースが、ネット上を騒がせる。AEWへのネガティブキャンペーンとも取れる噂話が広まるや、トニー・カーンはこの悪しき状況を打開すべく策を講じた。

8月24日、水曜夜の生放送テレビ番組「ダイナマイト」が始まる前の会場で、選手やスタッフらも参加する緊急会議を招集する。
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