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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはジェイ・ブリスコよ、安らかに眠れです!
アメリカ・デラウェア州の南部サセックス郡を東西に走る州道24号線の真ん中あたり、ローレル町からミッション集落を結ぶ区間は、ローレル・ロードと名づけられ、のんびりとした田園地帯を通る、見通しの良い直線が続く片側一車線の道路である。
この長閑な田舎道で、忌まわしい悲劇的な事故が起きたのは、1月17日火曜日の夕方5時を回り、ちょうど日が暮れ、あたりが暗くなってきた頃だった。
27歳の女性が運転するシボレー社のピックアップトラックが、この道路を西方面へ向かっていたのと同じ頃、12歳と9歳の幼い娘を乗せた38歳の父親が運転するシボレー社のピックアップトラックが、反対車線を一路東へと向かっていた。
2台のピックアップトラックは、ローレル町とミッション集落のちょうど中間地点ですれ違うはずだった。しかし、女性の運転していたトラックが、突如センターラインを割り、反対車線へと入ってきてしまう。突然のことで避けきれなかった2台は正面衝突してしまったのだった。
警察が駆けつけたとき、運転手2人はすでに息がなかった。男性の運転していた車に乗っていた12歳と9歳の女の子は、幸い命はとりとめたものの、大きな怪我を負っていたため、すぐさま病院へと搬送された。即死した女性はシートベルトを締めていたが、男性はベルトを締めていなかった。
事故からおよそ3時間後、AEW/ROH社長のトニー・カーンの投稿したツイートによって、その悲劇は世界中に伝えられることになる。
正面衝突事故で亡くなった男性は、現ROH世界タッグ王者ブリスコ・ブラザーズの兄、ジェイ・ブリスコだった。
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単純に近い人でも遠い人でも
好きな人には長く生きて欲しいなって、思いました。
どうか安らかに。
GHCタッグ戦は忘れないよ