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最近は、ずっと「犬ヶ島」のことを考えている。(1,577字)
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最近は、ずっと「犬ヶ島」のことを考えている。(1,577字)

2018-03-30 06:00
    最近は、ずっと「犬ヶ島」のことを考えている。
    「犬ヶ島」とは、映画監督のウェス・アンダーソンが日本を舞台にして作った新作映画のことだ。

    この映画は、ストップモーション・アニメーション(以降「人形アニメ」)のスタイルで作られている。人形アニメとは、人形を少しずつ動かしながら、一枚一枚撮影したものをつなげて動画にする映画のことだ。アメリカでは、少し前からこれがブームになっているが、ウェス・アンダーソンももともと実写の映画監督でありながら、過去にこの人形アニメを撮ったことがある。今回が2回目だ。

    ウェス・アンダーソンは、実写でも画面の隅々までをコントロールし、シンメトリーな構図を多用する、きわめてアニメ的な監督である。だから、人形アニメを作ることは、彼にとってきわめて自然なことだといえよう。

    ただ、この映画は「人形アニメだから魅力」というわけではない。それよりも、そこにウェス・アンダーソン監督の
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