• このエントリーをはてなブックマークに追加

今なら、継続入会で月額会員費が1ヶ月分無料!

映画のサンプリングについて研究する:その3「サンプリングは正確でない方がいい」(1,742字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

映画のサンプリングについて研究する:その3「サンプリングは正確でない方がいい」(1,742字)

2019-12-10 06:00
    映画『戦艦ポチョムキン』は、映画におけるモンタージュ手法を確立した作品として歴史に残った。そして乳母車は、そんな『戦艦ポチョムキン』の象徴である。『戦艦ポチョムキン』というと、誰もが乳母車を思い出す。逆に『戦艦ポチョムキン』の他のシーンを忘れても、乳母車だけは記憶に残っている。

    映画『アンタッチャブル』において、監督のブライアン・デ・パルマはそれを「印象的に再現」してみせた。「印象的に」というのは、そのサンプリングが厳密なものではなかったからだ。そこでは、ただ「銃撃戦の場面で乳母車が階段を転げ落ちる」というモチーフしか一致していない。登場人物や画面構成、展開や結末は何一つ一致していない。両者を見比べると、むしろその不一致さが際立つくらいである。

    e0974b344d84d310091d152630014e2002d90744

    おそらくデ・パルマ監督は、『アンタッチャブル』を撮影する際にあえて『戦艦ポチョムキン』を見返したりはしなかったろう。むしろ、記憶だけを頼りにそのシ
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。