日経ビジネスオンラインに、「甘やかして、世界で勝てるのか」というタイトルの記事が載っていた。そこで、ユニクロの柳井正会長がインタビューに答えており、それを読んだのだが、彼の言葉には違和感が残ってしまった。

柳井正会長は、ドラッカーの信奉者――いわゆる「ドラッカリアン」として知られる。だから、お会いしたことはないけれども、個人的にはドラッカーを好きな者同士、強いシンパシーを感じていた。
しかしながら、今回のインタビューには、首を捻らされることも多かった。そこで今回は、彼のインタビューのどこに違和感を感じたのか、書き留めておきたい。