ハックルベリーに会いに行く
知らないと損をする世界の裏ルール:その20「弱者が増えている」(1,883字)
人間にはそもそも「弱者を守らなければならない」という本能が備わっている。その意味で、弱者はそもそもが強者だった。
そして近年、この本能を利用して「弱者という強者」になる人(なろうとする人)が増えている。いうならば、弱者という強者ポジションを利用して弱肉強食社会を生き抜こうとしているのだ。実にややこしい話である。
ではなぜ、人間においては弱者が強者になり得るのか?
それは、大きくは子供との関係だろう。人間は、頭脳をより発達させるため、他の動物に比べ、子供を未成熟なままで生む。胎内で成熟してしまうと、情報が少なすぎて、頭脳が発達しないからだ。
おかげで、人間には長い長い「子育て期間」が発生した。これは、他の動物にはない。他の動物は、生んだらすぐに歩き始める。子育ても、長くて1年で終わる。
ところが人間は、歩くまでに最低1年かかる。1人で生きていけるようになるには、早くても10年かかる。人間の子
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