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マンガ家の佐藤秀峰さんが、最近話題の自炊代行について、ご自身のブログに記事を書かれています。
この中で、佐藤さんは自炊代行を巡る一連の議論を取りあげながら、ご自身の「本」や「マンガ」への考え方を述べられています。
その、佐藤さんの本やマンガへの考え方について、いくつか違和感を覚えたので、ここに書きとめておきます。
ですが、本は購入した方の所有物ですから、破こうと捨てようと作家は口出しできる立場にはありません。
本は、購入した人の所有物ではありません。そもそも、太陽とか土とか水でできた紙を使ってできた本を、数百円払ったくらいで「所有」しているという考え方がおこがましい。
当たり前ですが、本でも何でも、一個人の完全な所有物となるものなんて、この世にはありません。「物」は、言うならばこの世界そのものの「所有物」であり、人間にとってはむしろ「借り物」と
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