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“GRACHANの爆撃機”山本勇気が激白!〈前編〉
2014-11-28 10:00550pt
「今度の大晦日は自分にとって、ここ1、2年の集大成だと思っています」
【本文】
――ようやく『INOKI BOM-BA-YE2014』への参戦発表がありました。まずは今の心境から教えてください。
山本 今はやっと参戦が決まったかという気持ちです。これで大晦日に向けて、気持ちも新たに準備できるんじゃないかなって。
――大晦日に試合をするのは初めてになりますね。
山本 毎年、大晦日は格闘技を観ていましたから、それを「やる側」に回れるなんて凄い感慨深いものがあります。
――大晦日には数々の激闘が行なわれていますけど、誰の試合を覚えていいますか?
山本 ひとつひとつが凄い試合ばかりでしたからね。なんだろうな…。ヘビー級でいうなら、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ヴァンダレイ・シウバ、軽い階級でいうなら、五味(隆典)選手、それこそ青木(真也)も印象に残っ -
“猪木イズム最後の継承者”藤田和之が語る!〈第3回〉
2014-11-21 10:00550pt
「(青木真也は)それこそ、石井慧とやってほしいよね。やっぱり大きいのと絡まないと」
――今年の大晦日にも『INOKI BOM-BA-YE』が開催されますけど、去年、一昨年と主役だった藤田さんとしては、今年は少し状況が変わってくるんじゃないですか?
藤田 いや、IGFってさ、主役は誰? 突き詰めてしまえば、やっぱり主役は(猪木)会長でしょう。
――そうは言っても、猪木さんは現役選手ではないから、できることも限られて来ると思うんですけど、例えば、小川直也選手との再戦(一騎打ち)なんてどうですか?
藤田 いや、それはないでしょう。だって試合に対する姿勢が違うんだから(笑)。向こうとは観えている景色が違うんですよ。こなしているだけとは違う。良くも悪くも小川には「プロレスってこんなものだ」っていう意識があると思う。パンチひとつ、エルボーひとつ取ってもね。「 -
“猪木イズム最後の継承者”藤田和之が語る!〈第2回〉
2014-11-14 10:00550pt「石井慧がミルコと再戦? 本来だったら列の一番後ろに並ばなきゃね」
――前回、「石井慧の若さが欲しい」と言われてましたけど?
藤田 うん。俺なんて『PRIDE』に出ていた頃はとくに、怪我を隠して出てましたよ。一度、試合の3日か4日前にギックリ腰をやって、何本も、かなりの数の痛み止めの注射を射って(試合に)出てね。試合したことを覚えてないくらい。
――えー、どの試合ですか?
藤田 それは皆さんの想像にお任せしますけど、その時は、帰って部屋に戻るのも大変なくらいでね。今も必死だけど、その頃はもっと必死でしたよ。
――まさかの話ですね、それは。
藤田 俺、この世界に入るのが遅かったから、とにかく急いでましたよ。
――藤田さんが『PRIDE』に出始めたのは30歳前後でした。
藤田 あの頃、「なんのために闘ってるんですか?」って聞かれて、全く答えられなく -
“猪木イズム最後の継承者”藤田和之が語る!〈第1回〉
2014-11-07 10:00550pt
「小川直也がああなったのも俺のせい。未熟ですよね。自問自答の毎日ですよ」
――『GENOME31』(10月13日、愛知県体育館)が終わって2週間以上経ちました。台風もあって、開催が危ぶまれていましたけど。
藤田 台風? ありましたね。どうなんでしょうね。無事に終わったからよかったじゃないですか。
――メインでの試合は『IGF2』(8月23日、両国国技館)に続き、小川直也選手とのタッグ対決になりましたけど、試合後に藤田さんが「こんなプロレスでいいのかよ! てめえがいつまでも目を覚まさねえから、こうなってんだろうが。いい加減わかれよ。情けなくて涙も出ねえや。気持ちがねえんだったらいいよ。もう触らねえから勝手にやれ!」と熱くマイクアピールしていたのが印象的でした。
藤田 うーん……、小川とはもうどうなんでしょうね……。まだやるのかっていう気持ちもあるし、やっ
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