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『こうしす!』がクリエイティブ・コモンズを使うわけ
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『こうしす!』がクリエイティブ・コモンズを使うわけ

2013-12-09 04:00

    後日、無料公開予定の記事です。

    はじめに

    この記事では、『こうしす!』の絵や音楽を使うときの利用許諾である「表示 2.1 日本(CC-BY 2.1JP)」について説明します。これは、「クリエイティブ・コモンズ(creative commons)」という団体が提供する利用許諾「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」の一つです。

    その他にも、理解を進めるための著作権の簡単な説明やクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの説明をします。そして、なぜこの利用許諾を使うかも書いていきます。

    どんな権利か「著作権」

    「著作権」は、ある「著作物(音楽や絵など)」の「著作者」(もしくは、その権利を譲渡された「著作権者」)が、その著作物の利用を一定程度コントロールすることができる権利です。具体的には、著作物の複製を禁止・許可したり(著作権法第21条)、著作物の改変を禁止・許可したり(著作権法第20条・27条)できます。

    ここでは、「著作物」・「著作者」・「著作権者」などが何を指すかの厳密な法解釈は省きます。著作権をより知りたい方は、『著作権とは何か――文化と創造のゆくえ』(福井健策著)『著作権法入門〈2013-2014〉』(文化庁編著)が入門書としてお薦めです。

    とりあえずは、イラストや音楽を転載したり、自分の作品に組み入れるときには、その作者の許可が必要だと覚えておいてください。

    クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの仕組み

    著作物の一定の利用に著作者の許可がいるとすると、著作者側はその申し出をいちいち受けなくてはいけません。それを解消する方法が、事前にその著作物の利用許諾を示しておくことです。

    その利用許諾として、『こうしす!』ではクリエイティブ・コモンズが提供する「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)」の「表示 2.1 日本(CC-BY 2.1JP)」を使っています。

    CCライセンスは、作品の複製をデフォルトで許可しています。その上で、「表示(著作者名を表示されるかどうか)」「非営利(利用を非営利に限るかどうか)」「改変禁止」「継承(CCライセンスで提供された作品から作られた作品にも、同じくCCライセンスを付けさせるか)」の四つを組み合わせてライセンスを選ぶことができます。実際に提供しているのは、以下の六つです。

    1. 489f9d5b548bf693d4e06f07b8e7d957d3505018 表示
    2. b6ce59c5c787530426975498e251bb6d09b89197 表示-継承
    3. 7f94f19dce91002104c03f45da59183b3572528e 表示-改変禁止
    4. ffd65a971d2c500a38c39e999c341aa3cac5a9e6 表示-非営利
    5. 6704abbb9257f925c965e1822cb0d1f2d83de1ec 表示-非営利-継承
    6. 5b9a7cf86be873d40cc3e7ab39c16a52ab9ce626 表示-非営利-改変禁止

    『こうしす』で使っているのは、このうちの「表示」です。この作品をコピーしたり、改変したり、商業的に利用することを許可しています。ただしその場合は、その作品及びそれを構成するすべての素材作品の著作権者(この記事の場合は「兼松佑至」)や作品タイトル(ある場合)を一緒に書かなければいけません(リンクがあれば、そこにリンクを貼ることが望ましいです)。ニコニコ動画では、何かの動画の二時創作や歌ってみたの元になった動画へは、リンクを貼ることが一種のマナーとして存在します。それを明文化したものだと思ってください。

    CCライセンスをより詳細に知りたい方は、以下のサイトが参考になります。上は日本における公式サイト、下は有志によるマンガでの解説です。

    「表示 2.1 日本(CC-BY 2.1JP)」を使う理由

    OPAP-JPが「表示 2.1 日本(CC-BY 2.1JP)」を採用した理由について、企画提案者・監督であるButameron氏は以下のように話してくれました。

    • ニコ-アニ(Butameron氏が以前参加していたアニメ制作企画)」やオープンソースプロジェクトに参加する中で、「著作権がはっきりしてない素材は怖くて使えない」という意識を持った
    • 参加メンバーが各自でアニメのグッズ販売や資料集販売をできるようにしたかった
    • 参加メンバーは流動的なので、企画全体に適用できるようなシンプルな規定がよいと思った

    著者

    兼松佑至。名古屋市立大学大学院人間文化研究科人間文化専攻博士前期課程修了。修士論文で、「OPAP-JP」の一部メンバーが関わった「ニコ-アニ」を事例に、ネット上の創作コラボレーションについて研究(修論へのリンク)。1985年生まれ。ブログ:『犬が眠った日』。メール:wanada0●gmail.com

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