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農業には人生を変える力がある。
『渋谷の農家』という本に書かれていたその1行は嫉妬するくらい適格な言葉で僕自身の思いを表現していた。まさしく僕が探し求めていた文章だった。
先日「渋谷のラジオの学校」にも出演して下さった著者の小倉崇さんは『翼の王国』などで仕事をされている編集者であり作家だ。また、渋谷のライヴハウス「TSUTAYA O-EAST」の屋上で畑を営む農家でもある。つまりは農業以外に仕事を持つ兼業農家だ。年は僕よりもひとつ上の1968年生まれ。歩んで来た時代も世代感もほぼ同じだ。だからこその共感もあるのだろうか。
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農家さんが作ったお野菜、確かにおいしいですよね。お米も味が違うし、お野菜も土のおいしい味がします。土壌と水質が違うのでしょうね。
最近、気象状況により、野菜が高騰し、お鍋の季節なのに具材が高過ぎて手に入らないですが、農家さんのようにはいかなくても、自分で安心できるものを自分で作っていれば、こんなことを気にせずにいけたのかもしれませんね。
小原信治(著者)
>>2
今年は苗が過去最高の売上だそうです。高くなったことでようやく多くの人が「自分で育ててみよう」と思い始めているようですよ。