ちょっとした用事で夕刻の三崎港へ。帰りに商店街にある藤沢さんのバルで白ワインを呑みがらこの原稿を書いている。店の常連さんが近所の骨董市で100円で売ってたというサザンオールスターズのレコードに針を落とす。1stアルバムの「熱い胸騒ぎ」。システムのせいか、スタジオで生演奏を聴いているような臨場感がある。窓の外の曇天が一瞬で茅ヶ崎に変わる。海沿いの国道を先輩の車で走っていた昭和の風景が甦る。