ジャーナリスト、写真家、映画監督などフリーランス43名が、2014年3月に秘密保護法の違憲確認を求めて提訴した。4月26日、東京高裁で控訴審判決が出るのを前に、原告の寺澤有、林克明(ともにジャーナリスト)とあらためて秘密保護法について語る。
元CIA職員のエドワード・スノーデン氏が記者らに接触し、内部告発を敢行して、ロシアへ亡命するまでを描いたドキュメンタリー映画『シチズンフォー』を、先日、マスコミ試写で鑑賞しました。記者らが秘密漏洩で逮捕されるのではないかと、ずっと恐怖心を抱きながら、取材、報道していたのが印象的でした。鑑賞後、日本もまったく同じ状況に陥ってしまったと、暗たんたる気持ちにさせられました。
秘密保護法違憲訴訟が東京地方裁判所で審理されていたとき、私は原告本人尋問で証言台に立ちました。そこで、私は、秘密保護法が成立、施
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コメントを書く国家秘密と言論の自由制限、極めて重い問題である。国家秘密>言論の自由がまかり通ると、線引きが極めて難しくなる。理性的判断が引っ込んでしまう傾向は否定できず、体制国家の道を突き進むことになってしまう。国家秘密<言論の自由になると、二極化した国際情勢の中で、丸裸状態といえる。国家の安全が不安定化することは、避けられない。冷静に考えれば、考えるほど、難しい問題を孕んでいる。どのように解きほぐすか、興味深い.是非、拝聴する予定です。