18、19歳が新しく、選挙権をもった。
自民党は、この世代は学校教育の影響を受けやすく、かつ学校教育は締め付けで、政府・自民党の意向を反映しやすいとの判断で選挙権を18,19歳を含む拡大を行った。しかし、安倍内閣支持率は支持38%、支持しない43%で一般世論より不支持が高く、この目論見は狂った。政府・自民党はこの世代の意識を誘導可能と甘く見すぎていることが鮮明に出ている。
A事実関係
朝日新聞の夏までに18,19歳になる人3千人を対象に世論調査、その結果の抜粋(4月8日報道、見出しは18,19歳「格差が廉9%。改憲不要57%」
・安倍内閣を支持しますか、支持38%、支持しない43%、
・選挙に行くか、 必ず行く21%、出来れば行きたい47%、
・比例区どこに投票するか、自民46%、民主18%、公明4%、共産2%、
・今の政治で力を入れて欲しいのは 景気・雇用72%、社会
コメント
コメントを書く若い人達の関心が景気雇用、社会保障ですか。彼らは実に老成してるなと感じます。塾や課外授業でお仕着せのお勉強を強いられ疲れ果てているのでしょうか。
孫崎先生がおっしゃるように「野党」が批判を吸収できていないと思います。うかうかしているとフランスやベルギーで起こった奇妙な事件が起こり日本が世論調査どころではなくなってしまうのを恐れます。野党には強固な団結と清新なスローガンで若者たちの支持をかっさらって欲しい。海を越えたあちらの国では老骨の社会主義者サンダースや支配層の欺瞞にノーを突き付けているトランプが支持を集めているではないですか。
景気、雇用、社会保障に関心が強い。当然のことでしょう。我々の時代は、景気は良く、雇用は売り手市場であったし、賃金格差は、大企業と中小企業との格差であり、正規入社と中途採用の差はあったが、年数がたてば補正されていった。社会保障のことなど考える必要もなかった。今の若い人たちは、我々と比べ物にならない苦労をしている。だらしない高齢者が、若い人の介護を求めるに至っては、自分の家庭のことだけでなく、親のことまで考えなければならないわけであり、その苦労は並大抵ではない。このような状態において、選挙の票を期待する自民党の手前勝手な考え方は、お前たち「バカか」と言いたくなります。もっと若い人に寄り添った政治をやれと言いたい。
こうした記事に触れる度、孫崎さんら知的レベルの極めて高い方が何故今もって こんな次元の低い問題に付き合わされねばならないのかと思います。
一国の指導者として余りにも無法、無能、無教養、非理性的、かつ国民に対して不誠実極まりない輩であることは自明なのだから、本来なら問答無用でさっさとクビにするだけのことであり、議論の対象になり得るはずもありません。
しかし、ジャパン・ハンドラーが庇っているから国民はアベをクビにできない。今や、日本を思い通り「操作」すること=日本人に多大な犠牲を強いてでも米国に有利に事を進めること-であり、それには上のようなアベの特性は願ったり叶ったりなわけです。
そうして、虫歯の進行の如く、外からは大したことなさそうに見えながら、もはや神経近くまで蝕まれている状況。「フツー、気付くだろ?!」と思いますが、当人は知らない内に麻酔を打たれて痛みを感じないため気付かない。
さしずめ、孫崎さんはX線写真を撮って、「もうこんなに侵されているのですよ!」と必死に覚醒喚起されているかのような印象です。
>>4
全く同感です。