今日日本は危機的状況に進んでいますが、それを許しているのは、マスコミが安倍政権を批判することなく、あたかも安倍政権と一体の存在であるかの如く安倍政権の広報部局になってしまってることにあると思います。その意識をもって、なぜ日本が第二次戦争に行ったのか、その責任について『日米開戦の正体』で書いたのが次です。
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私は、新右翼団体「一水会」最高顧問の鈴木邦男さんと『いま語らねばならない 戦後史の真相』の本のために対談しました。
戦前、右翼は軍部と結びつき、日本社会の弾圧、中国進出に大きい役割を果たしました。従って右翼は独特の戦前史観を持っています。
鈴木邦男氏がこういう発言をしました。
「日露戦争から後の日本社会では、新聞の役割・影響力も大きくなったと思います。
日露戦争時、大いに販路を拡大させた新聞社
コメント
コメントを書く日本の悲劇は、賛成反対に大別され、選挙に勝った方が好き勝手をする、してもよいという、極端な発想が世の中を支配している。体制側が実施しようとしている政策の欠陥を補強してより良いものにしていく議論の場が全く欠落している。
各省が実施している審議会なども、たたき台を官僚が提出し、多方面の知識人が、各々の立場から意見を具申するが、聞き置くだけで、具体的に採用するかどうかは、官僚の手に握られており、必ずしも、国民の要望が生かされるということではない。極端に言えば、苦情が出ないように、ガス抜きをしているに過ぎない。あくまでも体制が実権を握っており、政権を取らなければ、何もできないのです。
企業中心から、国民サイドが物事を進める体制にするには、政権を取らなければならないが、政権をとる戦略が描けず、安倍氏一人に右往左往しており、選挙で国民の理解を必ずしも得られない状況になっている。3分の2を与え、安倍氏の首も取れないのに、民進党だけでなく、共産党なども志位委員長は健在である。何のための野党連合か。恐ろしく責任感のないいい加減な政党にしかみえない。根本は、野党指導者が、本当に国民の目線に立っていないから、空理空論に終始し、何でも反対で、具体的に現実的提案できない幼稚な党の段階から脱皮できず、国民から多くの信用が得られないからです。
孫崎先生のコメントに全く以って賛同します。
僭越ながら、更に付け加えさせていただければ、こういうことになります。
民主主義か全体主義かはメデイアが権力に屈するか屈しないかで決まります。屈しなければ、民主主義が成立し、屈すれば全体主義になります。そしてメデイアは権力の強欲を満たすことに加勢をし自分らだけの安全を確保し若干の経済的おこぼれを享受するのです。そしてその結果は国家の破滅です。
問題は今の状況をどう判断するかです。安倍政権が敵対する中国、ロシア、北朝鮮は戦前に比べて圧倒的に強くなっているのです。私の個人的判断では日米が束になっても軍事的には三国には勝てない。日本にとって唯一勝てる戦略は微笑外交です。その意味で日本が今サイコパス状態にはまってしまいつつある状況にあると言っても可笑しいことではないと私は判断しているのです。
さーどうするか、それが問題です。鳩山由紀夫先生たちの活動を支えて行くしかないのではないでしょうか。
そうですね。
田岡俊次氏も国民の識字率が上がり皆が新聞を読むようになると
その国はより好戦的になるとおっしゃっています。
だとすると新聞購読率が落ちるところまで落ちた今の日本は
大丈夫のはずですが、テレビがその代わりを務めている。
テレビの方がアホを洗脳するのに、新聞よりはるかに高い機能を
持っていますから、日本の将来は楽観できないわけです。