5日ドイツ誌「SPIEGEL」のオンラインは「欧州は危険な大統領から自らを守らなけ
ればならない(Europe Must Defend Itself Against A Dangerous President)」と
の論評を掲載した。主要点
・米国大統領は世界に危険となってきた。ドイツと欧州は政治的、経済的防衛を準備
する時に来た。
・人生には特に重要という時がある。今その時だ。痛みを伴うことであるが、今準備
しなければならない。
・ドイツは第45代大統領にとその政府に反対するために立ち上がらなければならな
い。
・そのことは二つの理由で困難だ。
先ず、我々が自由民主主義を得たのはアメリカからである。この残忍で、怒りっぽ
い男が外交的圧力にどう反応するか明確でない。
・米国政府への反対はアジア、アフリカのパートナーと、そして疑いなく欧州のパー
トナーと一致して行動した時においてのみ成
コメント
コメントを書くスピーゲルはCIAに買収されているメデイアだということで有名です。
それはそうと、トランプの出現でいろいろ考えさせられます。その中の一つは、「大国は経済の破綻で崩壊する。共産主義や資本主義は殆ど関係ない」ということです。ソ連が崩壊した時、西側は「歴史の終わり」と称して狂喜した。この歴史は彼らにとってやっかいなマルクス主義だったんです。そしてパックスアメリカーナは永遠だと信じた。その永遠は単なる幻想だということを棚に上げて。トランプの出現はソ連でのゴルバチョフの出現とほぼそっくりさんに私の目に見えています。米国の第三次世界大戦を視野に入れたここ30年の恫喝テロ戦略が終焉を迎えつつあるということではないでしょうか。
スピーゲルの論調にはこれと言った文脈が無く、単なるアジではないでしょうか。米国がこれまでの国際主義を放棄すれば、自分らの食い扶持が無くなるのを恐れて必死に叫んでいるように私の目には映っています。
この地球をどうするか?答えははっきりしています。国連という世界政府と議決機関があるわけですから、これを力強く育てていくしかないと私は考えています。
同じ敗戦国でも、米国に屈辱的な従属はしない独立自尊の精神は、素晴らしい。とても日本の及ぶところではない。
G7の中でも、米国に全面的に従属した態度をとっているのは日本だけ、他の国は静観しているか、このドイツの週刊誌のように、米国と一線を画そうというプライドを貫いている姿は、私の目にはまぶしく見えます。日本は徹底的な米国従属であるが、世界経済の動向を見ると、市場が限定される上に、米国から経常的な対米国の黒字がやり玉になることははっきりしている。安倍首相は、米国に出かけ、ゴルフ、別荘と特別扱いされるようであるが、その付けは高く請求されるのでしょう。一国の首相に、かしずくしか能のない首相を抱いている国、日本のみじめさを感じずにはおれない。
先日目にした件-"インタビュアーが「プーチン氏は殺人者だ」と指摘したのに対し(トランプは)「殺人者はたくさんいる。米国にもたくさんいる。われわれの国に罪がないと思うか」と切り返した"
こういう人物(大統領)に既得権益層は不安を覚えているのでしょう。
トランプが酷いのは事実としても、ヒステリックなマスコミには いつかの「小沢叩き」に通じるものを感じます。
>>3
同感です。
WTO.