・ 都議会選挙に関する世論調査は、どういう訳か、ほとんどない。都議会選挙関連は、①19日産経新聞の、東京都の自民党支持が29.5%に急落と②13日東京新聞の「都民ファーストの会」が22・6%で、都議会最大会派の自民党の17・1%を5・5ポイント上回ってトップ、 投票先は共産が7・7%、民進が4・1%、公明が3・9%、東京・生活者ネットワークが0・9%、日本維新の会は0・8%。
・当初小池知事は豊洲市場への移転に対し疑問を提起し、その人気で支持率を上げたが、結局「築地市場を豊洲市場に移転」を発表した。過去との政策がどう違うか疑問の残る決定であった。
ただし、世論調査を見ると、「築地市場の豊洲市場への移転問題は、「さらに安全対策を行い豊洲に移転する」が42%、「できるだけ早く豊洲に移転する」が24%。「移転せずに築地市場を改修する」は24%だった(読売新聞)」であり、今回の決定で反発を感
コメント
コメントを書く今回は、直近の国会閉鎖に疑問が多く、国政問題が尾を引く都議会選挙にならざるを得なくなってしまった。自民党が追い込まれた国会閉鎖であることは、国民に明らかであり、国会での問題の是非が問われる選挙になってしまったといえる。
共謀罪において、「テロ」の概念があまりにも拡張されている。本来は、国内の政治的不公平が「テロ」であり、他国のスパイ活動に基づく行動は、「テロ」ではない。「趣旨とかけ離れた法を定める」ことは、民主主義の退廃でしかない。加計問題は、文科省が事実を明らかにしてきたが、内閣府が拒絶の状態であり、真相究明には程遠い状態で、テレビなどが、興味本位の報道をしていて、政府にマイナスになってもプラスにならない状況である。都議会選挙は、自民党は、自らまいた種の収穫をせず、放置した状態であり、厳しくなるのでしょう。
自民党以上に打撃が大きいのは、民主党であり、自民党が右に行けば行くほど、共産党は勢いがよくなり、存在感が薄れ、議席は、スズメの涙ほどになり、蓮舫執行部が退陣に追い込まれて、新しい民主党が生まれ出ることに期待したい。
石原慎太郎氏は東京都を一つの国家と見なし、日本国の安全保障を考えた異色の知事でした。その国家安全保障知事の石原氏の顔に泥を塗りつけた小池百合子知事が都民に熱烈支持されている。ということは、東京都民は石原慎太郎氏の極右路線にうんざりしていたのではないかと私としては勘ぐりたい。そして都民ファーストの流れが日本中に水平展開し、自民党の戦争意欲減退に作用していくのを期待したい。
>>2
言葉の一つ一つを指摘されると困り、視点が違うので、返事を躊躇していました。
2000年11月に国連総会で決まったTOC条約の趣旨は、経済的国際犯罪に対する加盟各国の捜査協力体制の整備と理解していました。また、共謀罪が趣旨なのかオリンピックに対しての「テロ」の防止、処罰体制の整備なのか、全く分からなくなっています。経済的犯罪であれば、マネーロンダリング、麻薬取引、犯罪引き渡しなどであり、イデオロギーとかプライバシーの問題が入るべきではありません。英文を見ている限りでは、TOC条約を拡大的に解釈しているとの懸念が強く、政府の解釈が適切かどうかも疑問に思っています。米国は連邦と各州の問題があり、「留保」にしているようです。私は、政府がこの時とばかりに、拡大的に処罰法を制定しようとしている傾向が否定できないのです。私の見方が正しいかどうかはわかりませんが。