A:事実関係1:「自民役員、改憲に慎重発言「丁寧に議論」「一応の目標」(朝日)
安倍晋三首相(自民党総裁)は3日午前、党臨時総務会を開き、政調会長に岸田文雄外相を充てるなどの新役員人事を承認した。新役員の就任記者会見では、首相が目指す憲法改正について岸田氏が「丁寧な議論」を強調するなど慎重発言が相次いだ。
岸田氏は憲法9条の改正について「党内で丁寧な議論を行うことが重要。丁寧な議論を続けることで国民の理解も進む」と述べ、慎重に議論を重ねるべきだとの考えを示した。
首相が5月3日の憲法記念日に自衛隊を明記する改憲を提案した後も岸田氏は「今は9条の改正は考えない」と異論を唱えていたが、この日の会見では「私の考えは従来と変わっていないが、私の立場は、私の考えを実現することではなく、党内の活発な議論の環境を作って党の結論を出すことだ」と語った。
首相が9条改正原案の取りまとめ役と見定める高
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安倍首相を除いては、自浄作用をした内閣といえるのではないか。
「記録を廃棄した」とか、「記憶にない」などない内尽くしの非道徳、非倫理な内閣から脱皮することを期待したい。野党の結集が期待できるものになるまでは、良くても悪くても、自民党に政権を任せざるを得ない。
自民党の自浄作用が正常に機能していくか、野党の再結集が、政権獲得できる結集になるかが、今後問われていくのでしょう。今のままでは、自民補完政党とリベラル政党に分かれ、一大勢力になる可能性が少ない。まとまれるかどうかが、大きなポイントなのでしょうか。
内閣改造をしたばかりなのに、解散風が吹き荒れているという。
民進党が代表選でゴタゴタしている間に、総選挙をして2/3の議席を確保する作戦だろう。
だがら、新内閣は「顔見せ」だけの「仕事する間もない内閣」と言うべきだ。野田聖子や河野太郎を入閣させても、異論を言う前に解散するので、支障が出る暇もなく安心なのだ。
その選挙で安定多数を確保すれば、直ちに改憲案を国会に出すつもりだろう。
籠池問題、加計問題、稲田問題の表出で、勿論、日本の大メデイアの奮闘があってのことだが、戦争準備内閣は出鼻を挫かれた。国民にとってこんなハッピーなことは無い。上記の三つのスキャンダルは自民党の本質の一角に過ぎず、大メデイアは兜の緒を締め直し、もっともっと内部告発を誘引し、ニュースを国民に供給して欲しい。
政治を清める力はデモや選挙の力だけでは限界的である。このブログで私は自民党の擁護者からデモと選挙でしか政治に参加しない弱者或いは愚か者と言ったかどちらか定かでないがいずれにせよ侮蔑を受けた。自民党のこの擁護者さんは、弱者を食い物にすることに妙味を得たのだろうが、残念ながらその侮蔑は正しい。デモや選挙だけでは大政はびくともしないのだ。やはり、大メデイアの力にこそ民主主義をドライブするものがある。
続く
>>3
米国の大メデイアの動向を観察していると政府から独立して動いているように見える。しかし、彼らはウオール街の利益に沿った形で記事や番組を作っている。ワシントンもウオール街によって完全操縦されている。従って、ワシントン、大メデイア、ウオール街は三位一体である。そこには公的利益(弱者の利益等はゼロ)の入る余地は殆どない。このことを以て私は米国の政治機構をウオール街独裁国家と呼ぶことにしている。幸いかな、日本の兜町は実にひ弱い存在。米国みたいに腐敗堕落をせずに済んでいる。
日本にとってこれからの課題は東南アジア諸国、中国、北朝鮮と、安倍氏が国費をふんだんに使ってこれまで育んできた冷たい関係を180度転換させて、友誼的になることだ。その為の軸足をしっかり固めていかないと近々或る日突然日本海の米・日合同艦隊と北朝鮮の間で戦いが起こっても仕方ない緊迫した状況なんですよ。このような形態のコンフリクトだと中国や米本土が無傷で済むので益々その確率は大きくなるのです。それへの歯止めを国家安全保障上どうするのか、政治家のエリートたちは激しい公論を国民の前ですべき義務があると私は考えます。憲法は「自衛隊が可哀想だ」なんて感情論で進めるべきでは無い。北との戦争をどう阻止するかを決めることが日本の喫緊の課題だと私は思う。
サイドバーの小沢一郎(事務所)ツイートこそ至言。しかし、これだけシッチャカメッチャカでも辞めないアベを見るにつけ、小沢氏、鳩山氏は本当に辞める必要があったのか?サッパリ分かりません。
>>5
日本の真の国益を考えたら、小沢氏も鳩山氏も絶対必要のリーダーだったと思います。ただ、米国の好戦派、ウオール街の犬どもにとっては日本のトップは安倍氏みたいな生理的中国嫌いでなくてはならないのではないでしょうか。ウオール街は全てを購入できるというのは米国のリベラル批判家の言葉です。購入出来ない国がイラン、ロシア、中国、北朝鮮。日本はやはり金で買える軟な国ですから自由世界の主要国の一つと言われている。そしてそのステイタスにしがみつきながらお金の臭いに敏感に反応する日本人の大半、形而下のものを欲する連中が米国に尾っぽを振って小沢氏と鳩山氏を引きづり降ろしたのだと私は観測しています。朝日新聞なんか見ていると大体毎日中国については良いことは書いてない。朝日がこうだから他の新聞は推して知るべし。日本人の頭は中国人嫌いでほぼ固まってしまっていて、一方、自衛隊も全軍が米軍の掌中にあると言っていいくらいのわけです。いつ半島や中国海でコンフリクトが起こっても可笑しくない状況なのに日本の議員たちは何も知らないかの如く振る舞っている。或いは、本当に何も知らないのかも知れません。そして、或る日、突然、北朝鮮と米軍が戦を始めて、その米軍に包含される形で日本の自衛隊が戦にインボルブされる奇妙な事態が起こるということではないでしょうか。その時、完全に日本国憲法は宙に浮いているということになるのを私は恐れます。
いつもPCに噛り付いて、孫崎さんのコメントに真っ先に書き込みする人が自民支持ではおかしいんではないかなと思うね。ネトウヨのように孫崎さんにケチをつけるわけではないが、かといって、孫崎さんの主張を理解して書いているわけではない。とにかく毎回、そのコメが一番最初に見えるのが苦痛だ。できればフレディ氏が一番先に書いておいてほしい。
>>7
いやどうも。おほめをいただき有難うございます。
孫崎さんの立場では表の情報分析しか提示できないし、また、そういう自制をかけているところに、孫崎さんの類を見ない強みがあると思う。つまり、誰もが見ている情報のみを整理し、正しく分析することにって、十分に正当な全体図へと到達しうることを孫崎さんはつねに示している。これは情報の専門家にしてはじめて出来ることであり、しかも、今までに相当の著述を通じて理論を練ってきたからこそできる技でもある。
これに対して、フレディ氏は、表の情報の1枚下の情報を対象にして分析している。
従って、その結論は、かなりメインストリームメディアとは異なる、いや、相反していることも多い。
私もフレディ氏の結論に賛成のことが多いのだが、それを書くのはかなりの勇気がいると思う。自由闊達な文体をも含めてフレディ氏には敬意を表したい。