A:事実関係
細野豪志元環境相の発言要旨 「党の在り方に違和感を持っていた」「決意が揺らぐことはない」(産経)
民進党の細野豪志元環境相の離党をめぐる発言要旨は次の通り。
【離党表明】
約2年前から、安全保障法制や憲法への考え方など、党の在り方に違和感を持っていた。一方で「何としても民主党、民進党を立て直したい」という思いで取り組んできた。
もう一度、政権交代可能な二大政党制をつくりたい。その一翼を担う政党がどこなのか、考えに考えた上で、民進党を出て、新たな政権政党をつくる決意だ。政治家としての大きな判断は、最後は自分でするしかない。(決意が)揺らぐことはない。
(党代表選の)選挙期間中の離党は、愛着を持つ民進党に対して、非常に大きな影響を及ぼす。(表明は)できるだけ影響が少ない状況で私なりに判断したタイミングだ。
【小池都知事との連携】
コメント
コメントを書く先生のご意見の通りだと思います。
民進党が政権の受け皿になれないのは、第2自民(かくれ自民)と反自民(「反原発」「反集団的自衛権」「反憲法改正」「反格差社会」)の両方が混在するからであると思います。長嶋議員や細野議員が離党するのは、逆に残った反自民のグループにとっては、政権政党の受け皿になる絶好のチャンスと捕らえるべきではないでしょうか?
政権政党の受け皿を本当に目指すなら、民進党は、労働組合だけの政党ではないのですから、電力労連を基盤とする議員にもこの際、離党勧告を突きつけるぐらいの意思を持ってもらいたいものです。
私は、よくわかりませんが、松下幸之助が作った松下政経塾とは、かくれ自民を養成する所だったのでしょうか?この政経塾出身者の言動を見ていると、国民の為の政治を目指す政治家の養成を行っていなくて、かくれ自民を養成してきたとしか思えないのですが!皆さんのご意見をお聞かせください。
長島昭久や細野豪志が離党したことは、わが国の政治環境が分かりやすくなることであり歓迎だが、まだ残っている第二自民党員にも追随してもらいたい。
彼らを、小池百合子が受け入れるかは疑問だが、新党発足時の国会議員数確保のためには利用するかも知れない。
結果的に、離党派と、リベラルのどちらに政権を託すかは、国民が決めることである。
私の家には結婚式でスピーチの上手い奴は信用ならないという教えがある。私はその教えを受け入れている。
細野氏については彼が原発災害担当の時に話し方を聞いた。弁舌は下手ではない。どこかで磨きをかけたようだ。しかし、誠実さと中味に欠けていた。彼は無条件の対米協調追随派だと私は睨んでいる。今もその考えに変りは無い。つまり、彼もウオール街の使徒に違いないと私は思っている。ウオール街には資金が豊富にある。神奈川に松下政経塾というのがあるが、高市、前原、野田たちが学んだ。彼らは全部対米協調派だ。その塾にウオール街の資金が入っていると思われても仕方ない。細野氏がそこの出だかどうか知らないが、高市氏や前原氏と同じ考えだから、彼もウオール街の先鋒だと言っても的外れとは言えないだろう。
私は日本は今重大な局面に立っていると思っている。孫崎先生がおっしゃるように「反原発」「反集団的自衛権」「反憲法改正」「反格差社会」で国民は結集しなければ、日本はえらいことになりますよ。
正直に言って、大陸や半島の人々は安倍氏一統の権力奪取とその後の行動を戦前の軍国日本が米国のウオール街独裁国家をバックにして侵略してくると捉えて徹底抗戦に打って出ることは間違いない。大陸や半島の人々にとっての戦後70年の意義は日米合同の侵略軍に対する防衛準備の期間なのだ。日米はいろいろの口実を使って侵略の糸口を探っているが、彼らの専守防衛の士気は高いとみなくてはならない。日本人も米国人も東アジアの歴史と現況をもっと正確に勉強し知る必要がある。そうすれば、中国や半島の人々の思いが分かり対米協調という政策がいかに不合理で危険極まりないかが分る筈だ。
「反原発」「反集団的自衛権」「反憲法改正」「反格差社会」の
なかに「反日米安保」も入れて欲しいなあ。
孫崎さんは「核の傘」の効用を完全に否定しておられるので
日米安保はいらないとおっしゃってもよいと思うのだけど。
右派ですら北朝鮮のICBMが米本土を射程に入れれば日米安保
の実効性は消滅するといっているらしい。
それならば論理的に見て、対中国に関しては安保などはあてに
ならないとはじめから認めているわけで(対ロシア連邦も)それなら
莫大な思いやり予算と沖縄にかけている迷惑も安保をやめれば
解消すると思うのだけど。
わたしは冷戦が終わった時、ああこれで日米安保も根本的な
見直しがされてやがて破棄に向かうだろうと思ったのだけれど。
日本が戦争に巻き込まれないでよかったと。
ところが、かつて大勢いた廃棄論者がどんどん減っているような。
鋭い指摘ですね。安保反対を返上して岸を捨て米国市場を席捲し日本が曲りなりに食えるようになったのがあってか、日本人の多くの人が鰯の頭を有難くいただき神棚に奉るようになってその信仰は現在に至っても本当に根強いものがあります。孫崎先生は彼らの立場を一応勘案して敢えて外したのじゃないでしょうか。一種の政治的配慮というか、そんなものを私は感じて居ます。私はともかく日本はフィリッピンのドアルテさんみたいに激しく反米を行うわけには行かないような気がいたします。特に通貨を大量印刷するとかの國際金融上のインチキを米国のFRBとの共謀関係で成立させている部分があって猶更のことだと思います。私みたいな反米人にはドアルテさんは羨ましい存在です。大方の日本人は私のことを不謹慎と思うのでしょうが、とにかく北朝鮮には性能の良いICBMを早く黙って完成させて欲しい。米国の政治に理性を加えさせる能力を持つのは北朝鮮のICBMだけだと私は思っていますから。
>>5
かつて朝まで生テレビに出演した細野豪志が
朝鮮有事の際は日本にとって戦争に参加しない
選択肢などはない、と言い切っていました。
それはもうきっぱりと。
ベトナム戦争世代のわたしなどは唖然呆然と
したものです。
とうとうこんなやつが野党の有力政治家として
大手を振る時代になったかと。
彼は戦争の悲惨を具体的にイメージすることができていない。
わたしは、生まれた時から安保が当たり前のようにあり
反安保闘争も知らないで育った世代にはこういう男が出来上がる
素地があるのかなと思ったりもします。
反安保は、心ある人によって常に口に出して主張されなければなりません。
そうでないと安保条約などはいくつかある外交的選択の一つとは
認識されず、絶対に侵してはならない日本国家存立の基盤と
思われてしまいます。
日米安保反対などと言おうものなら、なんという極論を言うのだ
この人は、と思われる世の中になってしまいます。
わたしは孫崎さんがそれを言わないのは、すでにそういう世の中の
風潮を忖度してのことではないかとゲスの勘ぐりを
してしまうのです。
>>6
とても痛いところをつつかれました。なしさんがおっしゃる通り忖度だと思います。日米安保と平和憲法は日本国家存立の基盤だと私は残念ながらそう思っています。1960年の安保闘争と三池争議はプロレタリア革命の試みだったと私は見てるんです。そしてその試みは完全に失敗した。現代の日本はプチブルが溢れる世の中です。安保反対はプチブルには受け入れがたい。日本はダブルスタンダードでこの難局(米国の好戦性)を生き延びるしかない。西洋人が笑う「家に神棚があって仏壇もある」ようなそういう生き方なんです。幸い、北朝鮮は核・ミサイル保有国となって天下無双を誇る米国であっても簡単に手を出せなくなった。中国は21世紀になってロシアをバックアップ出来るほど強大になった。東アジアでは戦争は現実性を全く欠くようになっています。であれば、日米安保はほっといても盲腸みたいな器官になってしまう。それでも不安なら、日本は能動的に動いて在日米軍が悪さできないように対米工作・外交を精力的に進めていくべきだと思っているのですが、やはり甘いでしょうか。
要するに、今の民進党のなかで、彼は全く信頼されておらず、自分の政治信条を実現する可能性がないということだ。
だから、外に出る?
民主・民進だからまだ議員やってられたという自覚がないのか。