A:事実関係
「北朝鮮特需」に沸く米軍産複合体、米上院 政府案を600億ドルも上回る国防権限法案を可決(毎日新聞9月26日 19時43分)
米国防産業が「北朝鮮特需」に沸いている。米上院は今月18日、2018会計年度(17年10月~18年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案を89対9の圧倒的な賛成多数で可決。予算規模は総額約7000億ドル(約77兆円)で、政府案を約600億ドルも上回った。北朝鮮が開発を急ぐ核・弾道ミサイルに備える予算などが上積みされた。主要軍事産業の株価も上伸を続け、「軍産複合体が北朝鮮情勢の『恩恵』を受けている」との声も出ている。
既に可決済みの下院案は上院案とほぼ同額で、今後、両院で法案が一本化される。トランプ大統領は19日、国連総会の一般討論演説で「我が軍は間もなく史上最強となるだろう」と述べ、法案に署名する考えを強調した。
「軍の再建
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軍需産業は大いに儲かるけど、経済成長にはつながらない。これは戦争経済の宿命。軍需産業の利潤は税金を払わず、タックスヘイブンに蓄積される。肥大した国家の債務は米国の疲弊した大衆が専ら負担する。今のところ、米国債の市場は増発される円と人民元とペトロドラーによって維持されているが、いずれは限度が来よう。既に米国大衆は困窮の極みに陥っている。米フットボール選手が反トランプのレジスタンスを始めた。プアブラックの怒りがその背景だ。
同じく日本の軍も北朝鮮の脅威をきっかけに大いに補強される。その負担は一般大衆の消費税だ。日本の国債市場は死んでしまっている。日銀が退蔵するしかない。経済学の対象外になってしまっている。一般大衆の貧困は米国の貧困に限りなく近づいて行こう。政府はアジア人蔑視感情を更に刺激し軍事国家建設に勤しもう。この政治の果てには放射能に汚染された国土と米国大衆の貧困を上回る貧困が待って居る。
>>1
与党も野党も日本の軍事力の強化に気付いていると私は思いますよ。
私は最近に至って「日本には日米合同軍が朝鮮戦争以来既に実態として在り、日本国民も国土も実質的には日米合同軍に従属させられている」ということに恥ずかしながら気づきました。
日本の政治家やマスコミが今まで「9条をどうするか、集団的自衛権をどう考えるか」ということに焦点を置いて論じてきたから日米合同軍の存在に気付かなかっただけだと思っています。
続く
>>3
続き
上記のような理解に私が達したのは北朝鮮の核ミサイルの確立がきっかけです。換言すれば、東京がその核ミサイルの照準に入ってしまっていることに気付いたからです。つまり、日本列島が戦場になってなってしまってきたからです。残念なのは、マスコミの喧伝の結果、大半の日本人は「まさか」と思っている。
9条をどういじろうが、日米安保体制が全面的に尊重される限り、日米合同軍が厳然として在るということです。日本人は日米関係がどういう状況にあるかを良く知った上で今後の政治外交にどう取り組むかを改めて決める必要があると考えて居ます。
幸か不幸か、北朝鮮の核ミサイルが日本の曖昧な実態を教えてくれていると私は思っています。B1爆撃機がグアムを飛び立ち日本の基地から戦闘機が護衛に参加するという北朝鮮威嚇飛行は北朝鮮の眼から見ればまさしく日米合同軍そのものです。そういう視点が日本に決定的に欠けている。それが問題です。
>>4
わたしは日米安保条約に反対する人が少なくなっていて
安保に反対するのは非常識な人、という世間の常識を
とても憂いています。
安保反対を高邁な理想の観点から入っているのでは
ありません。
はっきり安保は日本にとって「大損」だと思うからです。
思いやり予算くらいは「小損」ですが、安保によって
国家の安全保障が脅かされます。
今の日本人は米国と軍事同盟があったほうが良いはずと
決めてしまい、考えることをやめています。
危険な時代です。
>>5
全くその通りだと思います。
バレバレの「やらせ」だというのに辺りが俄かにキナ臭くなってきたと思っていたら、もう大っぴらに「北朝鮮特需」ですか。
目と鼻の先のキューバが核ミサイルで米国を狙っているワケじゃなし。
それでも米国の戦争屋、「軍産複合体」が猛烈な反転攻勢でついに再びホワイトハウスを乗っ取ってしまった以上、金儲けのために北朝鮮を挑発しまくり、北朝鮮がそれに つい乗ってしまうか、乗らなくてもデッチ上げで口実作って、またしても この戦争屋は全く不要の戦争を始める。二度あることは三度ある-どころではない、ベトナム、中東、ラ米でやってきたことの繰返し...
安倍は言うに及ばず、日本の政治家は軒並み戦争屋に対して無力だから、もう何処か外国に避難するしかないかもしれない。
それにしても、「特需」などと言ったところで米国内に「金のなる木」があるわけでなし。日本など言いなりの国からシコタマ巻き上げるということだ。
日本は まだまだ無意味な武器、兵器を買わされ続け、我々庶民は戦争の前に家計破綻で息の根を止められかねない...哀しいかな、事態は天木直人氏の予言通りに推移している。
>>7
全く同感です。
>>4
日本列島が戦場になるのは、専守防衛原則からの論理必然的な結末ですよ。
9条やらをどういじろうと、日米安保を廃止しようと、また北朝鮮の核ミサイルにも関係なく、
専守防衛で敵基地攻撃能力をいっさいもたない原則を貫けば、
敵を日本の領土領海領空(せいぜい広げても、敵国に近くない公海や公海の上空まで)で迎え撃つと言うことになりますね。
ですから、たとえ9条改憲して、日米安保を廃止し、北朝鮮の核ミサイルがなくなっても、
専守防衛原則を維持する限り、戦争がおこれば日本列島が戦場(あるいは戦場のきわめて近く)になるしかないわけです。
で、台湾行きのチケット、もうとりましたか?
なんとなく平穏な感じがしてるかも知れませんが、全人代が終わり、日本の選挙も終われば、いきなり緊迫化してきますよ。
ウカウカしてると、お孫さんがキノコ雲になりますよ?
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りゃんのつぶやき
当然と言えば当然、「ミサイル特需」に沸く北朝鮮=先軍政治、北朝鮮はミサイル危機を解決したいとは思わない。ミサイルがあれば北朝鮮=軍=金王朝が儲かる。米国を挑発し世界を北の愚行に誘導。
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孫崎さんがたびたび引用するアイゼンハワー演説、これを一度じっくり読んでみればいいと思うんですよ。
わかることは、「アイゼンハワーは、産軍複合体をつぶせなどとは言ってない」ということですね。
逆に、演説の中では
「平和を維持するための不可欠の要素は私たちの軍組織です。私たちの武力は強力かつ即応的でなければならず、そうすればだれも自らの破滅の危険を冒してまで侵略しようとはしないでしょう」と述べています。
http://c23.biz/wjfD
アイゼンハワーは、「産軍複合体が、自由や民主主義を支配してしまうことに警鐘をならした」んですね。もともとの構想では、産軍学議会複合体となってたらしくて、要は、本来政府の一部門にすぎない軍が、学や産業と複合して強大化し、議会に利益代表までおくるようになり、大統領や民主主義的プロセスでは容易にはコントロールできなくなっているということを訴えているわけです。
これの対偶を言うと、(アイゼンハワーはそういう言い方はしてませんが)民主的コントロールが及ぶ限りは、産軍複合体の存在を承認するということになるでしょう。ですから、産軍複合体への民主的コントロールを常に問題にすること自体は、アイゼンハワーの立場からするとまちがいじゃないのですが、では、じゃあ、民主的コントロールも及ばず産軍複合体に支配されてしまった国ってどんなの?ってことになるじゃないですか。
もちろん、それが北朝鮮じゃないですか。国がまるごと軍=金王朝にのっとられ、民生は一顧だにされず、自由や民主主義もない。景気は?と質されるかも知れませんが、今ですら、シリアやイランと毒ガスやミサイルのビジネスやってるわけですから、核兵器が売れるようになれば、さらに巨額の利益が金王朝にはいってきますよ。金王朝はとてつもなく儲かるわけです。
あなたがたは、金王朝が最近、ICBM成功のパーティーまでやってよろこんだ動画をみてませんか?(テレビでも放映されたと思うけど)。あれがまさに特需に湧く姿そのものでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=-5eWIyncFBM
結論。アイゼンハワー演説を愚直に中立の立場から適用するなら、北朝鮮の金王朝こそ容認できないということになるわけですね。
なお、竹島について書き込んだのですが、すでにかなり前のスレッドなので、ここに引用しておきます。興味ある方はごらんください。中学生でも考えればわかることなのに、年取るとわからなくなるみたいですが 笑
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1337692
>>9
ああいえば、こういう、と言えば、昔、あったオウム真理教という政治集団の上祐さんにそっくりだと前にも言いましたが、なかなか反省がなさそうだ。もっとも、オウム真理教そのものの存在すら知らないかのかな。
「日本列島は既に戦場になっている」という私のレトリックが気に食わないのかな。やはり死が差し迫った現実になりそうだと考えてヒステリックになったのか、それとも、死を覚悟して北朝鮮を実力で潰したい気持ちに心底なっているから、国民が私のレトリックで反戦に変わって行くのを恐れたか?
自民党の上祐さん!話の肝を拡散しないでほしいですね。私は「今、日本列島の要所要所は北朝鮮の核ミサイルの照準にぴたりと合っている」と言ってるわけで、それに加えて、宗主国たる米国のトランプが戦線布告ともとられても仕方ない挑発を行い、安倍首相が「北との対話は無い」と高々に宣言して居るそういう特殊状況を取らまえて「戦場」発言があるわけなんですよ。そういう状況を無視して、一般論をああだこうだと展開するのは、論破を課せられているインサイダー氏の悲しい宿命だと同情こそすれ、賛同は出来かねますな。
台湾に私を追放したいみたいだが、肝心のトランプが腰折れを見せているし、小池さんのリセットとかに国民の目が向きそうなので、反安倍で言葉を紡いで来た甲斐があったと思っている。このブログはやめませんよ。