1:対米隷属の系譜
マッカーサー連合国軍司令官は、回想録の中で、「軍事占領は、どうしても一方は奴隷になり、他方はその主人公の役を演ずる」と書いた。マッカーサーと最も接触したのは吉田首相である。マッカーサーにとり吉田首相は奴隷である。その後の日本の首相、例えば、池田首相や佐藤首相は「吉田学校」の一員である。残念ながら日本の首相の系譜には、米国への奴隷の系譜が脈々と引き継がれてきている。
安倍首相の祖父、岸信介元首相の場合はもっと酷い。
岸信介氏は一九四五年九月十一日、A級戦犯容疑で逮捕され、巣鴨拘置所に入った。その拘置所のなかでの気持ちをこう書いている。
「冷戦の推移はわれわれの唯一の頼みだった。これが悪くなってくれば、首を絞められずにすむだろうと思った」(『岸信介証言録』)
岸氏は「冷戦になれば米国は自分を使う」と判断した。そして事態は岸氏の読み通りの展開になった。
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トランプ大統領の対北政策は、日本は米国に隷属するだけで、日本に影響されることはない。隷属を隷属でなく対等のようにおぜん立てして、日本人の気持ちを和らげるしかない。ゴルフなどは、日本人に迎合したサービスに過ぎないのでしょう。
大きな外交は、中国であり、習氏が、総書記、国家主席、中央軍事委員会主席というように、三権を手中にして絶対的権力を握ったあとの米国との外交交渉であり、かなり思い切った国家行動が取れるようになっており、対北政策も大きく変化する可能性が大きい。歴訪の中での日本、韓国は友好の証を示すに過ぎないが、中国との外交交渉の結果は、大きく影響してくるとみるべきではないか。対米国輸出は15%も伸びており、経済優先であり、北に厳しくなっていくとみている
「北への軍事行動を支持する人々は北朝鮮の対日報復攻撃は平気だ」と自公と小池と前原を肯定的に受け入れている或いは小池のリベラル排除の公言を快く受け入れた連中は「平気だ」と言っているように感じられますね。このブログにも二人いました。
原住民、異民族殺戮の凄まじい歴史を作り上げて来て反省なく益々その狂人ぶりに磨きがかかっている米国の暴力団員まがいの啖呵を切る大統領とA級戦犯から見事に蘇ったお爺ちゃんをこよなく尊敬し米国の好戦派人脈を引き継ぎ勇躍する日本の首相のコラボレイションはロシア、中国、北朝鮮、韓国を極度に刺激するであろう。
両人の極度の刺激の結果、誕生するのは中国と北朝鮮とロシアの連携の強化であろう。東アジアはあの暗い冷戦を再び迎えることになろう。冷戦は伸びに伸び切った米国経済を衰弱させる。それでは困る。ウオール街が本格的に動き出し、安倍晋三とトランプの去勢工作を本格化させるに違いない。
ヒストリーチャンネルで最近放送された、世界が終わる
10のシナリオという番組のシナリオの一つに核戦争が
ありました。
それによれば、核攻撃の最初の一撃は地上400~500km
ほどの超高度で核爆発を起こす電磁パルス攻撃になるとの
ことでした。
それで相手の電子機器などは一切無力化できるとのことです。
インフラはすべて停止し相手を文字通り石器時代に戻すと。
それののちに上空わずかで爆発させる広島長崎型の核攻撃になると。
シェルターに逃げ込んだ相手国の指導者たちや軍人を殺すために
地上激突の核攻撃も行われるそうです。
米国の軍事指揮系統は電磁バルス攻撃にも耐えられるようにして
あるのだそうです。
トランプがもしも北朝鮮を本気で攻撃する気なら、「北朝鮮」の
生きとし生けるものを瞬時に皆殺しにする先制核攻撃になるはず。
北朝鮮の狭い国土に数千発の巡航核ミサイルを打ち込むものと思います。
それ以外に方法がないのです。
いくら考えても。
その場合は北朝鮮の軍事系統がが電磁パルス攻撃に対応してないことが
条件となります。
日本もそうですが、米国も北朝鮮の能力を軽く見る傾向があります。
2006年の最初の核実験の時、米国の「専門家」は、あれが核実験か
どうかはわからないと言っていました。
(朝鮮人にそんなことが可能なのだろうか)
最近の水爆実験も強い疑いの目で見ていました。
田岡俊次のみが当初から水爆と見て間違いないと
言っていましたが。
要するに敵を侮るという最悪の間違いをし続けて今日に
至っているわけです。
もしそうなら、トランプの愉快な冒険で北朝鮮は滅亡する
でしょうが日本も一緒です。
日本の500km上で爆発する1発の爆弾が日本を世界史から
退場させてくれます。
ヒッタイトやカルタゴのように。
54の原子炉は暴走して1億3000万人を殺し日本列島を
10万年、人の住めない島にするでしょうから。
久しぶりに書き込みます。選挙はすっかり興ざめでした。
さて、「アサド政権が民間人にサリン使用と断定 国連など」という記事がとうとう日本の大新聞にも軒並みにでました。
http://www.asahi.com/articles/ASKBW2PQ8KBWUHBI00K.html
この話題が私がここにきた最初ですし、その後も私は注意して外国メディアなども負っていましたから、感慨深いものがあります。でも、孫崎さんも皆さんもすっかり知らない振りをするのでしょう。自分の言葉に責任をもたない人もいますしね。きょうは、これを書きたくて書き込みました。
ところで日本が米国の属国であることなど常識ですが、なんでそれのみを孫崎さんはくりかえし、皆さんは嬉しそうに吹聴するんでしょう。前から疑問でしたが、最近おもいついたのは、自民党がまるでそんな事実はないかのように振る舞ってきたことが大きいのではないかという仮説です。たぶん数十年前は、これで議論の主導権をとれたんでしょうね。そこからまったく進歩してない様子がこの場所でも見受けられます。
今の若い世代は、そんなことは人によって薄い濃いの違いはあれど、当然しっています。そこをいうだけでは、変なおじいさんとおもわれるだけで、属国をどのように脱するのかの政策論でなければ、なんの価値も感じません。ところがそこには、日米安保廃棄と9条堅持しかありません。現状維持を追求する自民党が若い世代に支持されるのは当然でしょう。
韓国は米国の属国を脱しようとしているかもしれませんが、米国に加えて中国の属国になっただけです。北朝鮮は核兵器をもっても、せいぜい南北統一した上で日本を脅せるくらいが関の山で、米中露の駆け引きの材料であり続けるのは同じで、いつまでたっても国民は金王朝の奴隷でしょう。
属国論を喧伝する人たちも、米国までいって原爆の投下責任を追及するような根性はありません。反日の材料に使っているだけです。そして言いたいことを言い散らかしたその人達もあと十年もたてば、福祉のカネくい虫で、われわれのお荷物です。
もう、本当にばかばかしい限りですね。
>>日米安保廃棄と9条堅持しかありません
もうひとつありました。「理論的に正しい考察のふりをして最初から負けてみせる」というわざで、とくに対中では孫崎さんが得意な手法です。そんなことをしても、対等な関係にはなれません。ただし、これはバカにはできないわざで、バカは、相手がいかにこっちにひどいことをするかを描いて見せて、自粛しろ、という程度が関の山ですね。そんなひどいことを腹の底では考えている相手と友邦になどなれるはずがないというところまでは、考えが及ばないのでしょう。