1:安倍首相はこれまで、「7割の憲法学者が、自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある」と述べて、それを根拠に憲法改正を行なおうとしている。(参考1:衆院予算委員会は2016年2月3日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席し、2016年度予算案の基本的質疑に入りました。稲田政調会長が「憲法改正は自民党の党是だ。憲法9条第2項の文言について、憲法学者のおよそ7割が自衛隊はこの条項に違反ないし違反する可能性があると解釈している。このままにしておくことこそが立憲主義を空洞化させるものだ」とたずねると、安倍首相は「7割の憲法学者が、自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある」と述べました。参考2:朝日は2015年年7月、憲法学者アンケートの結果、122人の回答者のうち104人が集団的自衛権の行使を容認する安保法案を「憲法違反」と