『ロヒンギャ難民キャンプ取材』レジュメ 〜田中龍作
ビルマ国軍の掃討作戦と仏教徒からの迫害により、昨年8月下旬からわずか半年足らずで65万人のロヒンギャが、ラカイン州からバングラデシュに逃れてきた(1990年頃からと合わせると100万人超)。
UNHCRのベテラン職員が「こんなに凄い(スピードで増える)難民は見たことがない」と驚く。
ビルマ‐バングラ国境の森を切り拓いて造成された難民キャンプは、地平線の向こうまでテントが続く。往けども往けどもテントだ。ここに100万人が暮らす。
昨年11月23日にネピドーで持たれたビルマ、バングラの両外相会談により、難民のうち75万人を2ヵ月以内に帰還させるという覚書が交わされた。「(2018年)1月23日送還開始」説はこれに基づく。
バングラ政府側は1月23日の送還開始が無理なことは分かっていた。だが、ビルマ側は期限内の
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ブッシュジュニアの「米国に降伏すると日本みたいにハッピーになれる」という有名なパンチラインはイラク、リビア、ウクライナで成功したか?明確に言えることは、それはデザスターだということ。
ビルマは今は訛ってミヤンマーと呼ばれるらしいが、舛添要一氏とかが若い時アウンサンスーチを擁立し、ミヤンマーをみたいにしようと頑張っていたのを懐かしく思いだす。後になってわかったことだが、舛添要一らの騒ぎにはその背後に米国のINTERESTがちらついていた。アウンサンスーチーには反中国の旗手としてその働き(インド洋から石油を陸揚げし中国へ運ぶパイプラインの建設計画潰し)が期待されたが、内政で躓いているようだ。仏教徒と回教徒の凄惨なコンフリクトはなかなか収まりそうにないし、種々の山岳民族の跋扈も盛ん。
以上の混沌への解はシンガポールみたいな複合民族・宗教国家の建設だが、白昼夢。どうだろう、北朝鮮なんかほっといてあちらから百万人を日本が引き受けたら。
>>1
訂正:セカンドパラグラフの二行目、「ミャンマーをみたいに」は「ミャンマーを日本みたいに」に訂正。
わたしはこういう問題は本当に悲しい。
政治家などという連中は自身の政治的立場の保護を
何より優先させるゲスだから、そういう人たちに
運命を握られている人たちのはかなさが本当に切ない。
ロヒンギャを帰国させて解決、などという発想がどうして
出てくるのかわからない。
絶対にロヒンギャと仏教徒とはもう一緒にさせてはならず
隔離するほかないことくらい誰にもわかる。
スーチーのような権力欲の異常に強いだけの女の手にロヒンギャの
人たちの運命を委ねてはいけない。
彼女を長らく支持して、事実上のビルマの独裁者に引き上げた
連中が反ロヒンギャの急先鋒である以上、ロヒンギャの帰国は
新たな受難を呼び起こすだけ。
バングラデシュに引き取らせて、これまでスーチーを支持してきた
国際社会がその責任をとって同国に財政援助するしかないのではないか。
それにしても国際社会はスーチーという女の胡散臭さに
どうしてこんなに長く気づかなかったのか。
ビルマ軍事政権は悪。
それを批判する可憐な女性スーチーは善。
見事なまでのステレオタイプ。
軍事政権を制裁で締めあげてお気に入りの
スーチーに政権をプレゼントした結果がこれ。
もっと人の本性を見抜けよ。
あの女はその本性の片鱗をいくつも見せていた。
軍の圧政から、民主化に移行したとたん、同じように圧政に苦しんだアラカン人(上座部仏教徒)とベンガル系イスラム教徒の衝突が再燃した。問題を複雑にしていることは、たくさんあるが、一部を列記すれば
1.1942年ベンガル人によって、2万人以上のアラカン人が殺された。
2.1982年制定国籍法が、バングラディシュからの不法移民とみなし、民族浄化が行われた。
3.バングラディシュ難民の中に、1,000から1,500人のベンガルテロリストが潜伏しているとみなされている。
4.バングラディシュだけでなく、マレーシア、インドネシア、タイなど周辺国は、経済難民であっても、難民扱いをしていない。
5.国連の支援物資が、ベンガルテロリストに流れているという情報もある。
貧民問題の解決は、民主的に解決しようとすればするほど、解決の道が遠ざかるという見本なのでしょう。どうしたら解決できるか、メリットのないことにはどの国も乗り出さず、議論会議の連続がこれからも続くのでしょう。問題は、ベンガル人の上層部は安楽に暮らし、権力闘争の被害者一般住民が困窮を極めるということである。
日本を組込んでいるサンフランシスコ体制は講和条約-安保条約-行政協定の順に出来上がるも、それが持つ真の意義は、まさにその逆。(「戦後史の正体」)
すると、アベが講和条約だったころ、河野外相は安保条約で、安倍昭恵と加計孝太郎は行政協定だった。わかるかな、わかんねぇだろうなァ-ということでないか。裏では米ネオコンが蠢いている匂いも漂う。河野は差し詰めベルボーイだろう。アベのみならず周りも本当にロクなヤツがいない。それとも、田中龍作氏の話が大袈裟で作り話なのか。そんなわけがない。UNHCRのサイトからも現場の切迫さが伝わってくる。
ヤンヒ・リー氏というと誰かと一瞬思いますが、李亮喜のことですね。韓国の女性です。
で、今回の話題については、小ネタがひとつあります。李亮喜を罵る一方で、権力欲の異常に強いだけの胡散臭い女が統治する国を、積極支持、声援する国があるんですよね。このニュースが出たとき多少話題になったから、知ってる人は知ってるんですが。
http://urx.red/IpEQ
現在のミャンマーを応援する点において、「アベ」や「ネオコン」と同じようなこんな国は、みなさんの立場からしても、滅ぼしたほうが良いんじゃないかと思うんですが、そのへんどうなんでしょうかね。
ところがこの国とミャンマーとの本当の関係は、私のようなシロウトには実に複雑怪奇で、結局のところ仲がいいのか悪いのかすらよくわからないんですが、しかし、ある種の結びつきがものすごく強いことは確かなんです。そしてそれがまたシリアの毒ガスにも連なるというわけですね。
http://urx.red/IpF1
ま、ミャンマーを考える上でも北朝鮮をほっとくわけにはいかないんですが、知識がないことって恥ずかしいですよね。自戒を込めて申し上げますが。わはは。