米国に地名委員会(United States Board on Geographic Names)がある。地名委員会は1890年大統領令及び1947年法律により設置されている。外国を含め、地名に関する政策を扱う。竹島は日本名竹島、韓国名独島(Dokdo)、米国では、リアンクール島(Liancourt rocks)と呼ばれている。後者は1849年仏捕鯨船がこの島を発見しリアンクール島と命名し、その呼称が国際的に使用され、米国での公式名称である。この「Liancourt rocks」を地名委員会(BGN)のGNS Searchで検索してみると所属国(Country Code)を大韓民国(South Korea)と表記している。「Take-shimaをクリックした場合にも所属国(Country Code)を大韓民国(South Korea)と表記している。
多くの日本人にとっては驚きの
コメント
コメントを書く孫崎さんは、何故、この問題に拘泥されるのだろうか。日本人としては、気分が良いものではない。
1.米国は、北方領土、竹島、尖閣諸島が領土問題で係争関係にあることが好ましいと考えており、米国政府が一方に加担する立場をとることはないと認識すべきでしょう。
2.米国地理委員会は、日本の国土地理院に相当するものでしょう。地理委員会のデータベースでは「当該地域の主権に関する米国政府の立場を明示するものではない。米国政府が作成する文書に使用する地名を統一調整しているものに過ぎない」としている。
3.地理委員会の見解が出てすぐ、米国政府の立場として、アジア上級部長が、領土の帰属については、日韓両国の外交交渉によって決められるべきものであり、米国はどちらにも与しないといっている。
講和条約前に、韓国の問い合わせに回答されたラスク書簡は、実効支配を述べたものであり、領土帰属問題は、現在も未決定であるとみなすべきであり、孫崎さんの繰り返しのご投稿意図が図りかねる。領土問題の帰属に関し、日本に帰属しないなどということは絶対に考えられない。もし、米国が態度を明確にしたら、関係国を含め大きな国際問題になるし、日本における米国への信頼は一気に下落するでしょう。孫崎さんは、両刃の剣であることを承知されているのでしょうか。
>>2
たいていの日本人は何も知らず、政府の言うことを鵜呑みにしてるのだから
そのままにしておけばよい。
正しいモノの道理など教えるな。
そう読めますね。
>日本人としては、気分が良いものではない。
あなたは自分だけが日本人だ、とでも。
孫崎さんの主張に「気分を悪くし」ないやつなどは
日本人ではない、とでも。
いやあ、典型的な右翼の発想だ。
「米国は『完全に正確ではない情報』にもとづいて、単独で判断することを好む」(プーチン)、つまり問答無用のゴリ押し国家が本性ながら、あくまでルールに則った正当な振る舞いであると装うことにやたら拘る。
かつて、受付ロビーの壁一面が1000を超える取得パテントで埋め尽くされている新興米国企業のインタビュー記事を読んだが、社長曰く、実際に商品開発に結び付くのはせいぜい3件くらい。残りは全て訴訟対策用だと。
理論武装が奏功するお国柄、外国からすれば米国は外交努力の余地も残されている相手でないか。ここでは「理性より感性を重んずるのが日本人の特性」などと言ってる場合でない。
> 町村官房長官は重大な過ちを犯した。それは歴史的過ちと言える。
そういうことである。昨夜ご出演の番組絡みのtwitterでも山谷某議員の無知?とぼけ?ぶりが窺えたが、彼らのダメさ加減は上記「日本人の特性」故でない。「上に行けば行くほどバカが出てくる」日本の典型例に過ぎない。
吾等=
米国
中華民国
イギリス
ソ連
オーストラリア
カナダ
フランス
オランダ
ニュージーランド
孫崎さんの言うとおり無条件降伏である以上、全てリセットで、連合国の決定に従わざるを得ない。それがいやだったら、亡国的戦争続行しかなかった。米国地理委員会はプロセスであって、問題の本質は無条件降服にある。この歴史的決定に今更、とやかく言うとは、「日本人―皇国史観」も、随分、未練がましい、往生際の悪いものだ。
孫崎先生ご提供のブッシュ大統領の決定と自民党保守本流の反応から判断されることは明らかに日本の保守が竹島は諦めているということですよ。
しからば、何故、日本の一部の人間が不満なのか?又、この孫崎先生のこの手の文脈に接するだけでも不快だと言うのは何故か?そして、いつまでもその手の不満が温存されるのか?
私は思うんです。竹島は北方領土や拉致問題(これはやや例外的要素を含んでいる。国交を行えば解決する面もある)や、尖閣を理性で解決出来ない背景と同じものを孕んでいると。
それは、端的に言えば、明治維新以降、しっかり日本民族の脳みそに植え付けられた中国人、朝鮮人、ロシア人蔑視だということです。
じゃ、その対策は如何?簡単なことです。福沢諭吉の脱亜思想を根本的に解体することです。
>>10
コメントありがとうございます。あなたの見方が的を得ているのでしょう。
私は、イスラエルとパレスチナの狭い領土を争っている姿は、生きていくためには領土が極めて大切なもの、「命」そのものに等しいことを教えていると考えています。また、私たちは、大国でありながら、大地を大切にする、大地に生きる中国の姿勢を見習うべきなのでしょう。