ビクター チャはジョージタウン大学教授 ブッシュ大統領時代、米国国家安全保障会議(NSC)アジア部長であった。二〇一七年トランプ政権で駐韓大使に任命の予定であったが、対北朝鮮への武力攻撃の可能性が高まる中、軍事攻撃に反対する論評を発表し、駐韓大使任命が取り消された。
ニューヨーク・タイムズに「トランプは北朝鮮との平和の見返りに何を上げるのか(What Will Trump Give Up for Peace with North Korea? )を寄稿。その主要点。
・トランプ大統領が二カ月内に、北朝鮮の指導者、金生恩と会うとのホワイト・ハウスの発表は、回答よりも多くの疑問を提示する。
・通常ではない二人の指導者が会う事の予測不可能性は、一方で数十年に及ぶ紛争を終える機会を与えると同時に、失敗に終れば戦争の瀬戸際に追い込む。
・北朝鮮で金と会った(鄭義溶)大統領府国家安
コメント
コメントを書く経済制裁と米韓合同軍事演習武力示唆は、強烈に北朝鮮に打撃を与えているといえる。
米国と北朝鮮首脳会談の北側前提条件は、①非核化、②武器実権を止め、③今春の米韓軍事演習開催は受け入れるということである。
我々が忘れてはならないことは、金一族の体制をどうするかということであり、北朝鮮国民に国家運営を手渡せば、もっと前に解決していたことであり、中国との関係が悪化することもなかった。
金一族を守るために、軍事強化が進められ、核開発が実施され、大陸間弾道弾が米国に届くかどうかの微妙な時期に、北朝鮮の軟化が表面化したわけであり、北朝鮮の米国対抗が限度に差し掛かり、金一族だけでなく、北朝鮮そのものの存続が北朝鮮内で議論され、金体制存続が難しい局面になったということなのでしょう。
2条件は、一切金体制に触れていない。米朝首脳会談では、金一族の存続をどのように解決するかが問われるのでしょう。その解決策を金正恩が提示できれば、一気に解決に向かうが、提示できなければ解決に向かうことがなく、今回は金正恩が米国に受け入れられる解決案を提示するのではないかと、希望的観測を持っている。
金一族問題解決策を受け入れられると米国が判断すれば、5か国を中心にして、当然見返りは考えていくべきものでしょう。3条件だけで、見返りを考えることは、今まで何回も騙されてきており、今回は通じないでしょう。
「トランプが軍事選択を考慮している報道に驚愕」の報道の主語は北朝鮮の金正恩ではないのだけは明らかだ。
かかる報道は彼の想定内だろう。であるから、次は私の感覚の問題。驚愕の度合いの強の順位を記すと下記の通りになる。
1位:在米韓国人。
2位:韓国政府。
3位:韓国国民。
4位:中国政府。
5位:ロシア政府。
歓迎したのは、いや快く受け入れたのは
1位:安倍政府。
2位:安倍政府を支える熱狂的な脱亜派の日本人。
何をやるか分からない狂人同様のトランプですから、朝鮮戦争の悲惨を知っている韓国民は驚愕したに違いない。勿論、韓国政府も。
毛沢東が「中国のプロレタリアート革命を生んだのは日本の侵略だった」と言った。私もそう思う。今、安倍政権は北朝鮮に対して鼻息が荒い。ひょっとして、化学反応が起こって、朝鮮半島に統一民族意識が燃え上がって南北不戦の誓いが成立するかも知れない。
中国で革命を成立させたように朝鮮半島で南北和睦が両国民間で盛り上がり、好戦的な日米同盟が宙に浮いちゃう可能性が私の目には微かにも見えている。皮肉なことだが、安倍氏やその側近が好戦的な言を発すれば発するほど統一民族意識を刺激して平和に向かって行くのではないかと私は思う。
>>1
戦争を好むところから来る希望か?
>>1
オーソドックスな見方と思います。私は、中国軍と北朝鮮軍の関係に何か異常事態が発生し始めている可能性を否定していません。中国は習近平が独裁者になり、中国軍が北の軍と通じるという、軍の反乱を排除できません。米国に頼らざるを得なくなっているという事態も想定しています。中国という国は、世界の港を債権不履行で巻き上げている悪徳の国であり、普段のチェックが欠かせない。
>>5
おやまー恐ろしいことおっしゃる。