A:事実関係1:文春オンライン「もっと強気で行け」安倍首相は佐川氏にメモを渡していた」
今から約1年前、2017年早春の国会でのことだった。
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の佐川宣寿理財局長(当時)は野党の質問攻めに忙殺されていた。委員会室で10数メートル先に座る首相の安倍晋三の秘書官の一人が佐川氏に歩み寄り、1枚のメモを手渡した。
「もっと強気で行け。PMより」
「PM」は「プライムミニスター(首相)」、即ち安倍首相を指す官僚たちの略語である。
「近畿財務局と森友学園の交渉記録はございません」(2017年2月24日)
「価格設定して向こうと交渉することはございません」(同2月27日)
当時、野党の攻め口を遮断するこんな強気の答弁を連発し、国有地売却の適法性を主張して追及に一歩も引かない佐川氏への首相官邸の評価はうなぎ上りだった。「PM
コメント
コメントを書く佐川氏証人喚問の時、安倍総理が「私も夫人も関与していたら、辞職する」という発言したのに対し、「どのような感想を抱いたか」を聞かれ、佐川氏は「極めて政治的なご発言だと認識していた」と答えていた。畳みかけるように、「政治的発言とはどういう意味」かと問いただしていけば、意図が明らかに出きると考えていたが、不発に終わった。
最近の報道は明らかに安倍首相、秘書官等政治家が関与し、「官僚を悪用私物化した事例」がどんどん出てきている。
4月9日付の産経報道によると、与党3人から昭恵夫人に対するクレームが出てきている。
①西田氏「昭恵夫人は自らを律する姿勢が必要」
②山口氏「李下に冠を正さず」という不文律を良くわきまえ、顧みてほしい。
③竹下氏「昭恵夫人が、自民党に迷惑をかけたことは事実である」
これだけ、昭江夫人がターゲットになっていることは、安倍首相自身に対する間接的批判と理解できないのでしょうか。
最近の安倍首相関与のニュースが報道される度に、「安倍首相は完全にアウト」と思えるが、お止めにならない。これだけ内閣府人事権の弊害が出て、財務省だけでなく、防衛省にも、「文書の改ざん」と「隠ぺい」が出てくると、単に担当大臣の責任でなく、任命者の安倍首相の責任が問われている。謝罪を何度も繰り返しているが、首相は謝罪すれば、国民から免除されると考えたら非常識といえる。即刻お止めになるべきでしょう。これ以上、政治不信と官僚不信を蔓延させないでほしい。安倍首相は、日本の政治と官僚を破たんさせた歴史に残る愚者総理になるべきではない。
ここにも度々登場する自民党系の自称論客は「役人の人事に官邸が干渉する」のは当然のことだと堂々と肯定していた。本件、佐川元理財局長が「官邸人事の論功行賞」として財務省のトップクラスのプロモーションをゲットしたわけですよ。
何だかんだと役人の独走だと言わんばかりにそれ関連の事実をちびちびとしかも選択的にリークしメ―ジャなメデイアが有難く受け取り記事にしているわけですが、民主主義の政治の世界では「安倍氏の思惑通りに佐川氏が国会の場で見事演じきった」からこそ、垂涎のポジション国税庁長官を得たんだから、「僕ちゃん、関係ありません」と言って通じる訳が無いんです。言い換えれば、安倍氏を頂点とする官邸の人事の結果なんだから大阪の特捜の法律では官邸は無罪なんだろうけど、我々庶民の法律では無理だね。何故か?官邸主導の人事だからだ。
>>2
追加、安倍氏と自民党系は図々しいから開き直って「妻も、僕らも、皆、詐欺師籠池に騙され、悪役人佐川に騙されちゃったんだよ」と言うに違いない。その為に特捜が徹夜して法的文章をこさえているに違いない。だってそういう出口しかないでしょう。どうなってるのこの国は。米国もひどいけど、ここもヒドイ。
朝日新聞の相次ぐ大スクープ。ほかにも森友問題、自衛隊日報問題、厚労省調査データ問題などなど、もう際限がない。
遂に安倍氏も悪運尽きたか。これで安倍政治を終わらせられなければ、日本国民は余程のお人好し! もう日本はとても民主義国家ではない!
ああ、くだらない。ある数学者の言葉「簡単なことを大袈裟に扱うな」が脳裏にこだまするばかり。いったい、大手マスコミは...答えが分かり切っているのに、こんなに引っ張ってどうする。国がゴロツキ連中に乗っ取られているのを今だにぼんやり眺めているだけ。
無様な体たらくの野党のお蔭で余裕のアベ-そんな尤もらしい論も見受けられるが、ナンセンスだ。職場のゴロツキ管理職が部下達の意向を無視して手前勝手にあれこれ決めることに、「君らは自分で決められないんだから、オレが決めてやってるんだ」とほざくのをただ傍観するのと一緒。ゴロツキは問答無用で即刻退場が道理だろう。
P.S
ご講演&対談?のご案内(リンク)を有難うございました。「まだまだ先、5月27日の話」ながら、都合がつけば是非久々に生でトークを伺いたいところです。