日米貿易交渉、北方領土、消費増税で追い込まれる安倍政権
9月末の自民党総裁選で、安倍首相が国会議員票で圧倒し、石破元幹事長に勝って3選を果たした。任期は2021年9月までの3年間である。
「国家の破滅に近づいている」。福田康夫元首相は安倍政権を酷評していたが、日本がどこまで破滅に近づいていくかと考えるとぞっとする。
ただ、最近の安倍政権の周囲をみると、明らかに「黄信号」がともり始めていると言っていい。
激しい世論の批判を受けながらも、安倍政権が安穏としていられたのは公明党の協力があったからだ。しかし、公明党は沖縄県知事選で大きな痛手を負った。同党は自民と一緒に佐喜真淳前宜野湾市長を推薦。選挙支援のために全国各地から5000人を沖縄に送り込んだといわれているが、出口調査では自公支持層の2~3割が野党候補の玉城デニー現知事に投票したとみられている。
公明党の支
コメント
コメントを書く安倍政権が目指したものは中国包囲網を作って中国を屈服させることでしたよね。トランプがTPPを廃案にし、鳩山さんが普天間に取り組んだこと、野田が尖閣を国有化したこと、権力者は最もやりたいことを最初に手掛けるものです。何故、中国包囲網なのか?は説明が無いから憶測するしかないのですが、まー彼のことですから、「僕ちゃん、嫌い」みたいな次元の低い感情なんでしょう。ここにも登場する自民党系の投稿者にも明らかに「嫌い」が見えるのでまーそうでしょう。東条英機が「米国嫌い」に基づいて国ごと轟沈したのもそのセンチメント政治でした。
野党連合によって一発で安倍政治の息の根を止めることが出来るのにそうならない。また、自民党内の異論が出てきてその路線変更を図れそうなのに全くそうならない。本土の官僚、財界、メデイアが完全に中国嫌い感情で蔽い尽くされているからなんです。沖縄は元々実質独立しているから、そのような精神疾患には免疫がある。
思い出すに、東条がパールハーバー直後、ガダルカナルでこっぴどく敗れてからも3年有余もずるずる政権を引きずったのも「米国嫌い感情」が日本人全体を麻痺させていたからです。今の日本人全体が認識してないことは安倍氏の中国包囲網作戦が失敗に終わっている事実なんです。それもとっくの昔に。その後も、ずるずるアホノミックスにほだされて酔い痴れて、92歳のマレーシャのマハテイールさんから辛い評点をいただいても覚めない。
東条たちはポツダムが出るまで何も出来なかったように安倍氏たちもポツダムが外国勢から出されるまで何も決断できないと私は考えますね。
北方領土が旧ソ連・現ロシアの領土であることは、ポツダム宣言を読めば論議の余地がない。
消費増税の目的は巨額累積赤字の解消のためと言うが、その赤字はなぜできたのか。対米従属で、日本には必要のない米国防衛のためのミサイルなどを敢えて高額で買ったり、度重なる安倍首相の外遊などで税金を無駄遣いしているためだ。
米国のハブ&スポーク戦略に甘んじるのではなく、中国やロシアとの外交を進めれば、対米従属から離脱する道が開けるはずだ。
問題は、政治家に国を守る意思と勇気があるかだ。
>>1
軍事力の強化が日本に何故必要ですか?日本は侵略を放棄しているのに何故、軍の力が必要ですか?
>>4
何を言っているのか意味不明。文章をよく読んでください。
私は安倍政権が進めている「軍事力の強化」と「大企業護持拡大」のことを言っているのであって、国民主権を徹底するためには、企業本意から国民本位に切り替えることが必要といっているのであって、軍事力の強化に言及しているわけではありません。軍事力強化に反対であれば、大企業本意の施策に反対すべきだといっているのです。何か不都合がありますか。
> 明らかに「黄信号」がともり始めていると言っていい。
村田光平氏言うところの「天の摂理」、自業自得。
先日のジョセフ・ニューマン━「軍国主義者は天皇を軍の直接の司令官とすることでわが身を守った。従って...国民に対しては責任を負わない。彼等は天皇にのみ忠誠を誓っている。ということは、軍部は自分達以外には誰に対しても責任を負わない」
今も「軍国主義者 → アベを担いでいる勢力」「天皇 → アベ」に置き換わっただけの同じ構造で「アベ政治」が日本を破滅へ向かわせている。だが-
「...日中関係改善と同じである。低迷したままの支持率を上げるには、もはや安倍首相は何でもするようになったということだ。追い込まれているという事である」(天木直人氏メルマガ)
まるでトランプの真似でないか。チーム・アベに居るのはせいぜい「アナクロ・マネージャー」だろうが、ちっとは危機感持ったのだろう。
Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━非表示の壁に挑むはドン・ビキホーテ
http://magosaki-blog-tips.blogspot.com
「闘う独創研究者-ミスター半導体」西澤潤一氏の訃報があった。専門分野も欧米崇拝の岩盤が揺るがなかった日本では、数々の画期的な発明も当初は悉く無視されたという。それでも「出過ぎた杭は打たれない」の如く「半導体立国」の80年代は世間でも脚光を浴びる存在となった。西澤氏が強調していたのは、もう欧米の模倣で後に続くだけではダメだ、これからの日本は独創力で発展せねばならない━最後までその信念は揺るがず専門分野以外でも尽力された。
「対米追随路線」でなく「自主路線」の大切さを強調される孫崎さんと通じるものがあると思う。
西澤氏が掲げた基本原則、(1)人のやっていないことでなければならない(2)他より遅れてはならない(3)間違ってはならない━これもまた「戦後史の正体」等々、孫崎さんが成された仕事と重なる思いがする。傑出したホンモノに相通じる個性なのだろう。
>>5
安倍政権の問題性をまともに批判しないあなただから、「軍事力強化を批判する人々」という表現はあなたが軍事力強化したい立場だとうっかり誤解したんだけど、それがあなたの安部擁護のスタイルなんだろうから、「引っかかった」という実感しかありませんな。
>>9
[引っかかった」といわれても、あなたを意識して書いているわけではない。意識過剰が災いし、文章でなく、単語で強く反応する議論以前の精神年齢を疑いたくなる。世の中いろいろの意見があり、一つ一つに反応していたら、精神的におかしくなってしまう。その傾向がないか、お医者に診ていただいた方がよいのでは。老婆心でお勧めします。
なお、私の投稿は、安倍政権に対して批判的なものが多いですよ。多分批判しているものが目に入らず、評価しているものだけが目に入り、コメントしてくるのでしょう。また、憲法改正は私の持論であり、相手の動向に応じて強化するのは当たり前のこと、何らおかしなことではありません。
国民より安倍政権の大企業政策に対する過度な擁護政策に対する考えが一切出てこない。昔は搾取といって批判していたのですが、最近の革新系の共通的な傾向ですが、この問題に対しては、やはり無言ですか。
>>10
引っかかったに拘っていますな。
何を言いだすかと思ったら、憲法改正は私の持論?内容も明示せずに突然切り出す。相手の動向と意味ありげな言葉を用い相手の動向は意味不明。そして、何らおかしなことではありませんと断定して終わる。お医者さんに相談するのはあなたでしょう。
最後のパラグラフで「国民」より安倍政権の過度の擁護政策に対する考えが一切出てこないと言いながら、「最近の革新系の傾向」に及び、この問題に対しては無言ですか?の問いかけは国民なのか最近の革新系なのか私なのか不明ですね。錯乱というか、文章としては主語述語が明解でなく、作文教室で一から出直したら如何ですかな?
とろで、この孫崎ブログに興味深く私は接しておりますが、その理由は、戦後最悪の安倍政治をどう批判するか、政権打倒の方法論を巡って意見を交換するスクールとして私がリスペクトしているからです。そして、もう一つ、安倍政治を擁護する立場で、異論提供者として、約二人の投稿者がテーマに応じて文章をプロジェクトしているからなんです。その一人があなたなんですよ。その文脈は総じて次の二つの流れに沿って書かれている。
一つは、あれやこれやとあることないことを連ねて殆ど雑音に近いものを奏でている。私はこれを街宣車論法と名付けている。
もう一つは、反対者が、乃至は安倍の批判者がだらしないから、政権はおろか外野の主導権も取れないと嘆いて見せて、しっかり安倍政権を守る方向で働いている。これを「安全地帯」に身を置く「世渡り上手論法」と私は名付けたい。サルトル流に言えば、実存を放棄した非実在の人と言えましょう。
あなたはどちらに所属しているのでしょうか。
>>11
相変わらず答えませんね。