A-1朝日:景気判断を3年ぶり引き下げ「輸出や生産の一部に弱さ」(朝日)

国内の景気について政府は20日、判断を3年ぶりに引き下げた。景気の公式見解を示す月例経済報告の3月分を発表した。中国経済の減速が響き、中国への輸出や、日本での企業の生産活動が鈍っている。

個人消費や企業の設備投資は堅調との見方から「景気は緩やかに回復」との表現はそのままにする一方、「輸出や生産の一部に弱さもみられる」という指摘を付け加えた。全体として景気判断を引き下げたことになる。

今月7日には、景気動向指数の指数の一月の基調判断を内閣府が、それまでの「足踏み」から「下方への局面変化」に引き下げていた。景気の後退がすでに数が月前には始まっている可能性が高いことを示す表現だ。生産や出荷が停滞しているデータなどを機械的に反映した結果だった。

A-2 読売「景気判断、3年ぶり下方修正…「一部に弱さも」