1:丸山議員のツイッターを見てみよう。
14日「過去、可決は鈴木宗男氏など逮捕や起訴案件で3件あるが、発言等に関する提出など1例もなく、まさに言論府が自らの首を絞める行為に等しい。野党側の感情論で議案が出され、普段は冷静な与党まで含めて審議へ進むなら、まさにこのままではこの国の言論の自由が危ぶまれる話でもある。」
15日「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと」。
2:丸山議員は大変な誤解をしている。国会議員には何の道義的制約を受けていないと思っている。
第九十九条は、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」としている。
そして、第二章は「戦争の放棄」という項目をもうけ、〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
コメント
コメントを書く孫崎先生ご指摘のとおりです。そして、何より憲法99条に違反しているのは、声高に改憲を叫んで国民を誘導している安倍首相自身です。国民はもっと声をは挙げましょう。
日本語は高度な言語の一つだと日本人は誇っていいと私は思っているんです。しかし、国民性なのか日本人の傾向としてポイントを曖昧にするのがいろんな世界で見られるのです。何を言っているのかよく分からない状況を日本人は好んでいるとしか思えないのです。曖昧に生活し、曖昧に政治している、とういうのが私の実感です。
先だっての安保法制の成立で集団的自衛権の行使が可能となった。少なくとも自民党はそう主張している。このことは日本は米国の侵略戦争に参加するということです。ベネズエラにもキューバにも自衛隊は派遣され戦争するのです。しかし、日本の大勢の民衆はそのように弁えてない。良く分かってないというのが実情です。
専門家や自衛隊が憲法違反、或いは調和しないと異議申し立てしているので、仕方なく?自民党は改定せねばならぬと兜の緒を締めている。その目的は日本が文句なく米国の戦争に参加するということです。違いますか?
続く
>>2
続き
維新を除名された若い政治家は戦争という言葉を発した。言葉使いに気を付けて曖昧模糊の単語、文章をこさえて憲法改定を国民に呑みこませようと目論んでいる自民党の本当の含意をほのめかすことになった意味でこの発言を私は評価しているんです。
憲法に規定があるから、戦争発言は道義的責任があると口封じするのは可笑しいと私は思います。戦争したい代議士は戦争したいと言えば良い。そして、国民が判断する。戦争をするために憲法改定するのが良いのかどうかはっきり日本語で伝えてYESかNOか個々人で選択すればよい。多くの人が戦争したいのであれば、改定すれば良い。
私が言いたいのは「曖昧は駄目」ということ。
自民党の諸君は何がしたいか忌憚なく話せと言いたいのです。
憲法99条に違反しているのは間違いない。だが、99条に違反しても罰則が決められていないことが問題ではないか。
最高法規の中でも、特に重要な規定に違反しても、罰則がないことがこの憲法の最大の欠点だと思う。
野党各党は、議員辞職勧告などより先に刑法を改正し、99条に違反した場合には即刻、公務員資格の剥奪を決めるべきだ。
それがあれば、憲法勉強会に自治体の施設を使わせない事例もなくなるし、9条俳句のような事例もなくなる。
>憲法に規定があるから、戦争発言は道義的責任があると口封じ...
憲法に違反することが道義的責任って...
この問題は、極めて危険な反動的意見が多数を占め、発言を抹殺する発想が色濃く出てくる傾向を否定できない。
法治国家として、憲法を護持することは大切であるが、憲法を改正することも、両方とも大切である。戦争をするしないは、自国だけでなく、国際社会特に日本の場合は同盟国米国の意向が強く作用する。また、本能的に、女性的に見ればは戦争なき平和が理想の姿であるが、男性的に見ればは平和な場所(領土)を獲得する、維持する力(兵器、兵力)の確保は、不可欠であり、希求するだけでは平和を獲得できないという面の自覚も必要である。
丸山議員の発言は、平和を維持、希求する立場からは批判の対象になるが、平和を獲得する領土、兵器、兵力を獲得していかなければならないという立場からは、全面的に批判することは、安易な判断であり、必ずしも全面的肯定されるものでもないでしょう。一面的方向を取ろうとするのは、賛成できない。
丸山議員は、核兵器が存在しない時代と米露の核兵器の打ち合いでが今にでも人類滅亡する時代の認識がありません。
これ程の経歴の持ち主がこんな発言をするのに驚いています。彼には先生の『日米同盟の正体』『13歳からの日本外交』などの本を読んでもらい認識を変えてもらう必要があります。
これ程のキャリア持ち主でもあんな発言ですから若い年代では似たり寄ったりと思います。
今後、若い人への教育が非常に大事になります。
中学とか歴史の授業の副読本に『13歳からの日本外交』を入れてもらい若い世代が道を誤らないように教育すべきと思います。