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A-1:事実関係1ドイツ、緑の党が支持率首位 二大政党の退潮止まらず(日経新聞)
欧州議会選挙で躍進したドイツの環境政党「緑の党」が1日公表の世論調査で初めて支持率トップになった。メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)、国政第2党のドイツ社会民主党(SPD)は支持率を落とし、退潮に歯止めがかからなくなっている。二大政党を与党とするメルケル政権の先行き不透明感もにわかに強まってきた。
調査機関のフォルザが実施した世論調査では、緑の党の支持率が前の週に比べて9ポイント高い27%となり、2ポイント落としたCDU・CSUの26%をわずかに上回った。SPDは5ポイント低下の12%にとどまった。極右、ドイツのための選択肢(AfD)が2ポイント低下の11%ですぐ後ろに迫っている。
緑の党は5月26日投開票の欧州議会選挙で、20.5%の票を集めて第2党に躍り出たばかりだ
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緑の党が躍進し、ドイツの為の選択肢が元気なのは、私の受け止めでは、NATO軍の対露好戦性にドイツ民衆が不安感を持ち始めたからだ。加えて、イスラエルの中東ー大イスラエル化政策の遂行によるアラブ人の欧州流入も、イスラエルに甘いドイツ権力への批判の根拠となっている。
同様の傾向はイギリス、フランスにも既に現れている。米国の世界支配、特に危険極まりない対ユーラシア圧迫戦略は今後日本(日米軍事同盟強化に血眼になっている)以外の地域では後退を余儀なくされよう。我々、平和を愛する者にとっては欧州のこの変化は歓迎すべき現象と言えよう。