安倍首相の米イラン関係仲介はなかった。ハメネイ最高指導者はトランプを交渉に値する人物でないと明言。更に安倍首相はハメネイとの会談後「平和への信念を伺うことができた」と会談を評価したが、タンカー魚雷攻撃が発生。
・今次安倍首相のイラン訪問を、マスコミは「米・イラン仲介外交」と位置付けた。
・上記は極めておかしい話である。2015年の国連安保理常任理事国+ドイツとイランの核合意は、イラン側は守る用意を一貫して示し、これに対してトランプ大統領側は、①取り決めは15年間有効で永久にイランの核開発を排除したものでない、②ミサイル開発に言及がない、③シリアなどへの支援を止めていない等を指摘し、「合意には深刻な欠陥がある」として離脱表明を行い、対イラン経済制裁を開始した。
従って、「核合意を守れ」というべき相手はイランではなく米国である。
・ハメネイ最高指導者は公式ツイッターで声明
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タンカー攻撃の下手人は誰か?この手の事件で最も気になることですね。私はこういう事件ではどちら側にFAVORがあるかという観点だけで判断することにしてるんです。そして、結果は米国の戦争屋にFAVORがある、従って、事件は米国側の思惑で起こったと考えてます。
ファーウエイの副社長のカナダでの逮捕はトランプ大統領は知ってなかった。彼はつんぼ桟敷だった。今回の事件でボルトンが「イランがやった」と事件発生直後発したのはマレーシャの旅客機がウクライナ上空で撃墜された時当時の国務大臣のヒラリーが「プーチンがやった」とソプラノで声高に叫んだのと同じものだと私は思います。自分らが濡れ衣を考えた上でコミットしたから、そういう発言になると私は思うのです。
NHKだって独裁国家イランの仕業だと言わんばかりの放送をしていた。「証拠も提示しないで良く言うよ」というのがNHKに対する私の不満です。
中国に次ぐ有力な顧客日本の代表がイランを訪問し、トランプのメッセージを伝える、そんなケースで日本に関係あるタンカーを攻撃しますか?しないだろうな。米国の戦争屋とそれにつるんだイスラエルの仕業だと思うのが普通ではないでしょうか。偽旗作戦と言うのは米国の戦争屋の得意中の諸技の代表的なものです。
結論、トランプと安倍のフレンドシップ外交はTHE ENDということです。
わたしは以前、これだけは安倍に期待をする、安倍以外
には難しいと書いたことがある。
「北朝鮮」と話をつけ、拉致被害者を帰国させること。
それはハト派指導者がやろうとすればつぶされる。
タカ派の安倍しかできないと。
今、撤回する。
わたしが馬鹿だった。
安倍などという山師に、まるでちゃんとした政治家のごとく
期待をかけたことに。
>>2
ファーウェイのカナダでの逮捕をトランプが知らなかったとの
報道を信じるのですか。
わたしは信じませんね。
そうかもしれないが、手の込んだ芝居かもしれないと思います。
シナリオは全部トランプが書いたとしても驚きません。
タンカーの攻撃の下手人については、わからないというのが
本当のところです。
現状ではイランがやったとの蓋然性は低いと思います。
そんなことをイランがする理由はないから。
それよりもありそうなのは米国とイスラエルの某略ですが、それなら
トンキン湾のように米国はイラン攻撃の理由にするはず。
なので今はちょっとわかりませんね。
>>4
中東の関しては戦後ずっと米国とイスラエルの謀略の下で物事が進んでいると観ていますので、こういうことになると米国イスラエルのならずものが懲りもせずやっていると観ます。
これまであの場合は間違ってたなというような反省をしたこともなく大宗正しかったように思っています。
そんなことでますます米国嫌いが嵩じております。
安倍さんは単なるメッセンジャーボーイで終わりましたな。トランプが安倍さんに託した手紙の内容は低劣なものだったみたいですな。
国際的には安倍さんはピエロを演じた悲劇の主人公だが、日本の機関紙が印象操作これ努めるから、また明日からダメジもなく元気にやるのかな。
「米国に従えば生活が向上する」なんていう文脈が誇り高きイラン人に通じると思う日本の外務省の役人もどうかしてるよ。
「真珠湾奇襲」という罠に嵌った日本は、国是として「オマーン湾で日本関連タンカー攻撃」という誰が見ても猿芝居に巻き込まれたイカンのです。
この件では、報道や評論は多いが、例によってそもそもなぜいま安倍首相が訪イするのかをはじめ、真相がよくわからない。したがって観察を続けたいが、いくつか自分なりのポイントを書いてみたい。
1、「仲介」が強調され、孫崎さんもそのスタンスにみえるが、日本は中東に石油もガスも(ガスは石油ほどではないが)大量に依存しており、ブツそのものの輸入だけでなく、その価格にも厳しい影響を受ける。中東が長期に混乱すれば、ゲンパツ再稼働にも影響が及ぶだろう。
その意味で日本は純粋な「仲介」役というよりも、中東の安定に大きな利害関係をもつ当事者の一員である。そして、別に武力の背景があるわけでもなく、「話し合い」で問題解決に取り組もうとしている。これは日頃サヨクが日本のあるべき姿としている姿そのものではないか。それなのに安倍首相をけなすことに徹しているサヨクがネットでも多くみられるが、その姿はいつも通り醜い。
稚拙な面も限界もあるだろうが、長期的な観点にたったとき、安倍首相がどうというのではなく、日本のあるべき姿としてわたしは支持する。
2、ハメネイ師の言説が大きくとりあげられている。しかし、彼はイラン側の強硬勢力の頂点であり、宗教家でもあり、安倍首相が会ったくらいで意見がかわるようであれば、安倍首相がアッラー並みということになる。そんなことはもとからあるわけがないのは常識人であれば当然予測がつく。
ハメネイ師の権威がとても高いのはもちろんとしても、イランは北朝鮮と違って民主主義国であり、民衆の声というものもあり、別にハメネイ師のもとに一枚岩というものではない。私の信じる限りでは、今回の安倍首相訪イは、ザリーフ外相が訪日したときからはじまっている。トランプに行けといわれたから行ったというものではないとおもっている(許可はとったとおもう)。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_007411.html
イラン側にも安倍首相の訪問をテコに何かをなそうという勢力があると私はおもっており、それがなんなのかはある程度長期的にみていかなければわからないとおもう。
3、核合意破棄についてのトランプの責任を孫崎さんは強調する。わたしも同意見で、トランプの離脱宣言があったとき、愚かなことだとこのブログに書かせてもらった記憶がある。なお、日本の外務省も核合意維持の立場であることは上記urlをみればわかるだろう。
しかし孫崎さんは、韓国が慰安婦合意を実質破棄したときに、ひとことも批判しなかった。これは明らかなダブルスタンダードであり、弁解のしようもないだろう。