中ロ協力
出典「国際的ライバル社会における権威主義的イノベーション(Authoritarian innovation in
an era of great-power rivalry)」Australian Strategic Policy Institute
・中ロは軍事協力だけでなく、5G通信、AI、生化学、デジタル等の技術協力を拡大してい
る、
・中ロ共、軍民両用技術の共同開発の相乗効果を理解している。
・外国、特に米国から独立した独自の技術を持ちたいとの両国指導者お決意が両国協力を推
進している。
・歴史的に中国は長期間、軍事技術でロシアに依存した。冷戦後、ロシアの対中武器輸出が
増した。代表的な例は中国のS-400対空システム(同時多目標交戦能力を持つ超長距離地
対空ミサイルシステム)の導入である。
・中国の軍事技術も
コメント
コメントを書くロシア連邦はけっして「中国」が好きでそうしている
わけではないと思う。
ソ連崩壊ののち、ロシアにはNATO加入の可能性すらあった。
いまの状態はひたすら西側の責任である。
NATOの維持、西側、とりわけ米国の軍産複合体の維持のためには
引き続き新しく誕生したロシア連邦にソ連の役割を担ってもらう
必要があった。
今日のロシア連邦は西側の産んだ子供である。
中国はけっしてロシア連邦が好きでそうしているわけではない
と思う。
中国の優秀な政治家たちは、自国が順風満帆に世界最大の大国に
登りつめるとは思っていなかっただろう。
それはこれまで世界を支配してきた白人、キリスト教社会からの
黄禍論を底流にもつ西側社会からの激しい抵抗に会うと。
(トランプは現れるして現れた)
中露が手を握るのは必然だったと思う。
西側の冷戦勝利における最大の功労者は実は「中国」
です。
このことは誰も否定できないと思う。
毛沢東がソ連につまらないケンカをふっかけず、駐ソ蜜月の
ままだったらいまの歴史年表は全く違っていた。
誰もそのことは言わず、フランシス・フクヤマなどはあほらしい
論文を書いたけれども。
中露が手を握れば西側は終わる。
米国の戦争屋の野望は根底から崩れつつある。
トランプは来年5月にプーチンと会って平和に向けての合意を視野に入れるらしい。その先鞭をつけたのがキッシンジャー。ヨーロッパ諸国のプーチンに靡く動かしがたい傾向にキッシンジャーは米国の危機を感じたのだろうか。そのサイコロジーは田中角栄が中国にたなびいた時に若いキッシンジャーが戦慄を感じたものと同じものだろうと私は推測している。
キッシンジャーの動きに更に刺激を受けて、西欧諸国はネオナチに毒されてしまっている東欧諸国をスキップしてロシアとの結びつきを強化していくだろうと私は想像している。ロシアが西欧と繋がれば、ロシアを朋友とする中国の一帯一路は完成する。ユーラシア大陸はドルに毒されない経済圏を構築するだろう。世界の潮流は中露+西欧によって引っ張られるのだ。
天皇の男系に拘り、落ちぶれつつある米国の戦争屋に今からでも肩入れしようと励む現政権は世界の大きな流れから取り残されるだろう。
英連邦国のオーストラリア戦略的政策機関が、中露の接近が「軍事」だけでなく「先端産業分野」の接近を伝えているのは興味深い。
オーストラリアは、米国並びに英連邦国の英国・カナダ・ニュージーランドと同盟国関係にあるが、英国は、2015年から日本を「同盟」と明記している。EU離脱に伴う国力低下を防ぐために、「グローバル・ブリテン」のために「グローバルパワー」をインド洋から太平洋に拡大していこうという国家安全保障戦略といえる。メイ前首相が日本を訪問したとき、日本を最大のパートナーとして、like-minded(同士)の国と評した。同時に、安全保障協力に関する日英共同宣言を発表した。
一国主義の米国も、数日前の報道によると、サイバー攻撃対応のため日米IT140社が連携し、情報共有を自動化していくことに合意した。何項目か、サイバー攻撃に対する日米協力の覚書を締結しており、国家間だけでなく企業をいれたシステムを構築共有していくということである。今後様々な分野に広がっていくとみるべきでしょう。
中露だけでなく、西欧諸国の安全保障も新しい協力関係が構築されようとしており、アジアにおける日本の役割が益々上がってくるのでしょう。憲法と条約の矛盾は、好むと好まざるとを問わず、どこかの時点で解消せざるを得なくなっていくのでしょう。
>>4
米の戦争屋の提灯持ちの英国が同様に提灯持ちの日本とお互いの立場を相哀れむのは当然でしょうね。
英日がインド洋太平洋で何をやるんですか?中東と中国の間の石油ルートを中断するのですか?
もしそうなら古い、実に古色だ、と貴殿は感じませんか?いや、格下のチンピラの脅しみたいなことにはなるかも知れない。英国も日本も一時期アジアで怖い存在だったから。
世界の流れは正しい方向に向き始めています。勿論、反植民地主義というイデオロギーが基盤にいるのですが。
以下は私の一つの感想。
ロシア人が好きとか嫌いの感情を乗り越えて中国人と徹底的に交流する。いいですね。
日本にも、ロシアと中国の長い歴史の確執は無いにしても、中国に対して明治維新以降チャンコロ(中国人を中国流に発音すればチョンコウレンとなるらしいので、縮まったと取れば、蔑視とはならないが)と言う蔑視語が生まれ、実際、中国に対して日清戦争以降ひどいことをした。しかし、中国は日本に対して敵対してない。仲良くしようとしている。このところを日本人は深く受け止めねばならない。
ロシア人が好き嫌いを超えて中国と仲良くなろうとしているのですから、日本人はその好き嫌いの感情を速やかに乗り越え天皇陛下が南京を訪問できるようにしようじゃないですか。
ふん、いまの志位共産党に左翼の意地などあるものかね。
米国批判はばったりやめ、そのうちに日米安保も受け入れる。
天皇制はもう受け入れた。
こっそりと。
ソ連(中国、北朝鮮)もに対して一番強い態度をとっているのはわが党です。
大昔からそう宣伝してきた。
日本共産党がせめて朝鮮労働党とか細いパイプでも持っていたなら、
手詰まりの安倍がとりなしてくれと頼みに来ることもあったろうに。
何の役にもたちゃしない。
>>10
全く同感です。
>>11
共産党が参加する連合政権が誕生すれば必ず拉致被害者を
連れ帰ります、自民党政権ではもう絶対に無理です、とい
えれば大きな売りになったでしょうにね。