コロナ・ウイルスで悲惨の代表例は、中国・武漢とダイヤモンド・プリンセス号であろう。ダイヤモンド・プリンセス号では感染者数は712名、死者は10名である。感染者に対する死者の割合は、1.4%である。これを一つの判断材料として、世界の国々の感染者対死者の比率で死者の比率が多い順に列挙してみる(出典3月27日https://www.realclearpolitics.com/coronavirus/感染者数以上)
国名 死者数 感染者数 死者÷感染者(%)
イタリア 8,215 80,589 10.19%
(イラク 36 382 9.42%)
インドネシア 78 893 8.73%
イラン 2,234 29,406 7.60%
スペイン
コメント
コメントを書くPCR検査の信頼性を100%とみるか70%程度とみるか。100%とみるのが韓国であり70%程度とみるのが日本である。
PCR法検査で陽性になっても,擬陽性があるだけでなく、軽症者・無症状病原体保有者が80%を占め、重症14%、重篤6%であり、医療行為が必要な人は20%である。現在重症の半分は重篤化するようである。一定程度の症状が現れ、入院を要する人のうち死亡者がどのぐらいになるかが、国民の関心事ではないか.軽症者・無症状病原体保有者が含まれた感染者数を母数にするのは、医療の水準を評価する者とはならない。あくまでも、人口比に対して死亡がどの程度かで判断していくべきでしょう。
検査が日本遅れているというが、3月25日から神奈川県が理化学研究所(ノーベル賞受賞者野依氏が理事長)が開発した検査キット使っている。独自開発の遺伝子迅速検出法を適用して従来のインフルエンザウイルス簡易検査キットに比べ,約100倍の高感度で40分で検出するという。試薬については3月4日報道によると、島津製作所(ノーベル賞受賞者田中耕一氏)が試薬の開発を急いでいるようだ。
日本が東アジアの地域共同体の一員であることから、韓国の動向には特別の関心を持っている。
韓国の死亡者数が51人になったとき「日本はこの51人の数字以下に死亡者数を抑えなくてはならない。感染者数は重要ではない」という趣旨の投稿があったのを覚えている。どなたが発言したか、思い出せないが、51という数字だけが、くっきりと思い出せる。韓国の数字は今倍以上の増加。日本の死亡者数は51人のはるか下。
殆ど何もしないでいる安倍政権だが、結果はオーライトではないでしょうか。こういうこともあるんですね。トランプもジョンソンも騒ぎ過ぎだと思うんですよ。
感染経路不明が多くなっているというが、現在の状況は違っている。
大幅に感染者が増えているのは、院内感染であり、介護施設、障害者施設が一気に多く出ている。多分初期段階を隠蔽していたのでしょう。このような弱いものがいるところは、全員の検査をすべきでしょう。施設、病院などが隠蔽しようとすれば、弱者を切り捨てにつながる。施設、病院などに対する見方を厳しくしなければならない。