日本と台湾の間で漁業協定が結ばれた。

 尖閣周辺で紛争を避ける英知を実現した。

 10日読売は次のように報道した。

「日本と台湾は10日、約4年ぶりとなる日台漁業協議を台北で行い、尖閣諸島周辺海域に関する操業ルールを定めた漁業協定に調印した。

〈1〉  日台双方の漁業関連法令を適用せず、日台の漁船が操業できる「法令適用除外水域」を設ける

〈2〉漁業関連法令は適用するが、日台の漁業者の操業を最大限尊重する「特別協力水域」を設ける――ことが柱だ。1996年に協議を始めて以来、17年ぶりの妥結となった。協定は30日以内に運用開始となる見通し。」

 島を巡る領有権問題は、漁業や、資源を巡って紛争が生ずる。

 したがって漁業で合意ができることは、紛争を避けることにつながる。

 幸いに台湾には馬英九氏が総統としていた。

馬英九総統氏は尖閣を台湾領として主張しているが、合わせて、平和的解決を主張して