残念ながら日本の政治は今、ニーメラーの言葉を真剣に考える時に来ているのでないか。菅首相は公務員の扱いで、「9月13日のフジテレビ番組で、政府が政策を決めた後も反対する官僚は異動させる方針を示した。“私ども(政治家は)選挙で選ばれている。何をやるという方向を決定したのに、反対するのであれば異動してもらう”と述べている。同じように大手マスコミに対し異なる見解を持つ人を報道の現場から排除する動きを示している。そして今それは学界に及び、日本学術会議会員に特定人物を任命しない動きに出た。。
ドイツのルター派牧師であり反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラーの言葉に由来する詩。
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ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげな
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皆さんいろいろ意見を述べておられるようですが、ここまで無知で反知性的な菅内閣の肩を持つような発言をされる
方が複数おられることに、少なからず衝撃を覚えています。
多分、アカデミズムのイスタブリシュメントに反感を覚えておられる面々と拝察します。
小生も、及ばずながらかって大学人の端くれであった経験から申し上げますが、所属する学会で、日本学術会議会員候補者の募集がアナウンスされ、それなりに民主的手続きを経て、優れた候補者が選定されていたと思います。
数々のご批判あるを承知で敢えて申し上げますが、とくに安倍内閣以降、首相となる方々に学歴的にもいかがかと思われる方々が続いています。菅さんについていえば、東北ながらそれなりに裕福な家に育ち、いわゆる進学校の一つと言われている高校を卒業しながら、進んだ大学は法政大学(現在と違って、当時はいわゆる3流校)。法学部ながら、ろくに大した勉強もされていなかったものと思われます。その後、政界に転じそれなりにさまざま見聞きし、経験も積まれたことでしょうが、若い時分にどこまで基礎的な勉学を経たて人生についても考えた人間であるかは、その後の人生に大きく影響するはず。
このところ、いかにも無知で反知性的なことを持ち出してくる政治家が頻出しているのは、そのことと関係があるのではないでしょうか?
誤解があるといけませんが、小生は断じていわゆる学歴至上主義者ではありません。東大出であってもおかしな人は掃いて捨てるほどいます。でも、一国の首相にまでなろうとする方は、人格、識見等全般を含め、もう少しまともな人でないと
それこそ国が傾いてしまうのではないかと思うのですが、果たしていかがでしょうか。
発足間もない菅内閣の支が驚愕する程の支持率をおさめているようですが、今回の問題で、果たして支持率がどこまで下がるか(あるいは下がらないか?)に注目しています。
もし、さして下がらないでようであれば、この国にはもはや絶望するしかありません。
学者の世界がいかに知的に優れた階層であり、大学によってどれだけ学校格差が大きいか述べておられる人がおりびっくりしている。
このような考え方が「学術会議」の主流の考え方なのでしょう。この考え方を展開すると、三流大学「法政大学」を卒業した人には、首相になる資格がないように聞こえる。
このような考え方をしているのが「学術会議」であるから、菅首相は、根本的にメスを入れる手始めに、6名(5%)程度の裁量権を行使し、任命拒否されたのでしょう。
菅首相は、「学術会議」に徹底したメスをいれ、自分たちだけが特権階級に選ばれたという特権意識を排除してほしい。学者は、民主国家のルールもわかっていないようである。国民から選挙によってえらばれた国会議員を学者より劣った人間とする発想は極めて恐ろしい。
「人の上に人を作らず、人の下に人を作らない。作るとすれば職責権限によるものである。」
個人の発想であればまだしも、学者が首相を馬鹿にするのであれば、大学教員に徹底したメスをいれるべきでしょう。
>>12
電通等の広告代理店に頭が上がらない日本のマスコミは発足したばかりの菅氏の支持率を下げることはありません。だからと言って、絶望することはありません。
私の考えですが、この日本(まだ、国じゃない)に迫っている本当に危ないことは米国の鉄砲玉になって中国に突っ込むことです。それを阻止するためには絶望せずに警戒を怠らないことだと私は思ってます。
周辺のアジア諸国の殆ど全てが日本を一国二制度下の一つと観ています。勿論、一国とは米国のことです。極端な見方かもしれませんが、地政学上のポイントを突いてると思ってます。
台湾のことをCHINESE TAIPEI と世間は呼びますが、しばらくすると、自民党日本はAMERICAN TOKYOと呼ばれるようになるかもしれません。しかし、私は絶望しません。ここに美しい島と海とワダツミがあるかぎり。
>>11
大衆による選挙と資本の利益率を最大化する自由を保証するかぎり、政治家は反知性になっていくことは米国の歴史を見ても、日本の大戦敗北後の今日までの推移をチェックするだけども、反証の余地ないほど明らかなことです。今後もその傾向は変わらないでしょう。
ただ、これから東アジアに技術革新が起こり、日本の衆愚政治が行き詰まった時に日本人は立ち上がるのではないですか。今のところは米国のパシリを努め食べていけてますから、菅さんみたいな人を選んでも、なんとかなっていると私は観てます。
>>13
怒りましたな。独裁者待望のCHANGEさん。
学者が政治家を批判する、民主主義なら当たり前のことです。馬鹿な政治家が批評家により馬鹿だと批判される。結構な話じゃないですか。重ねて言うが、あほな権力者は徹底して批判されるのが民主主義の根本理念ですよ。
>>16
あなたは、学者の横暴で、逆らったがため、評価を下げられるのあたりまえ。
必須科目で単位をもらえず、退学を余儀なくされた人を知らないようだ。
評価を
>>10
たとえば山本太郎は「今の共産党が一番の保守ですよ。一番この国を守ろうとしている」と言っています。なぜか理由はわかりませんが、左巻きほど、自分は真の保守だといいたがる傾向がありますね。
つまり、あなたは典型的な左巻きということです。そしてそれは、わたしが尊敬できる真の左翼ではないのです。
>>11
同意です。
あなたがお書きになった憂いはそのままわたしの
ものです。
かつてわたしは高校時代の猛勉強のおかげで
そこそこ名の通った大学に入りはしたものの
その先は前半は麻雀と漁色に明け暮れ、後半は
ベトナム反戦一色で、要するに学業とは遠いところに
いたロクデモナイ学生でした。
それでも学業に真摯に向き合っていた同級生たちを
忘れません。
学問の分野に進んだものも多いのです。
彼らへの羨望と畏敬の念がいつもわたしにはあります。
思うに法政くらいの大学ではそういう学生がほとんどいず、
そうした「真剣に勉強する学生に対してもつ畏敬の念」が
わきようがないのではないでしょうか。
そして、頂点にまで出世した自身に擦り寄る茶ぼうず学者
ばかり見ていると学問もそれを取り巻く人間たちも見下す
ようになる。
そんなところではないでしょうか。
学者が政治家をみずからの識見にもとづいて批判する。学者がアカデミズムのなかで業績を上げ評価を上げる。どちらも結構なことです。
それらのためになぜ学術会議議員(公務員)になる必要があるのか。ここが不思議なところですね。