1:一回目の大統領討論会で双方の攻撃、相手の話中に割り込む、極めて醜い討論会であった(第二回は中止)。今回は司会の司会クリステン・ウェルカーが両者を完全にコントロール、互いの意見が十分示される良い討論会となった。司会者は高い評価を受けるであろう。
2:一つには、トランプ大統領は前回あまりにバイデン発言中に割り込み、これがかれの支持率低下につながったとみられ、今回は極めて抑制した対応を取った。
3:他方バイデンは、攻撃しなければならない思いがあったのであろう、個人攻撃を意識的に行い、必ずしもいい印象を与えなかったとみられる。
4:トランプの対バイデン攻撃の基本は、①八年間の副大統領の時に貴方は何を達成したか②バイデンの息子ハンターがウクライナ、中国との取引で利益を得ていたである。この二点についてはバイデンの明確な答えはない。
5:他方、バイデンのトランプ批判の最大は、コロナ対応である。トランプは中国