シンクレア著『 LIFE SPAN 老いなき世界』より
 シンクレアは世界的に有名な科学者、老化の原因と若返りの方法に関する研究で知られる。ハーバード大学医学大学院で、遺伝学の教授として終身在職権を得ており、ハーバード大学ポール・F・グレン老化生物学研究センターの共同所長。『タイム』誌による「世界で最も影響力のある100人」の1人に選出され(2014)、「医療におけるトップ50人」の1人にも選出されている(2018)
・元気に暮らすには運動がいいというのは、何世紀も前から呼ばれてきたこと。
・およそ400年前、英医師ハーヴィーは、人体に複雑な菅が網目のように張り巡らされて、血管が通り全身を循環、以来医師は、運動を行えば、かすが溜まらぬように押し流してくれる→健康。
・頻繁に運動する人ほど、テロミアが長い(注;テロメアは真核生物の染色体の末端部にある構造。染色体末端を保護する役目をもつ。テロメ