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労働者である限り、自分の属する組織体が、①成長し、②雇用を生み、③所得増につながる円満なる循環作用が欠かせない。
憲法などイデオロギーを重視する人は、地位・名誉・お金に患う必要のない人が言うことである。職を失い不安を抱える人たちは、イデオロギーでは生きていけないのです。
自動車総連が支援を国民民主議員に限定する中で、立憲は「国会で政権批判を繰り返し自動車産業や雇用確保に十分活動していない」という不満が起き、6月上旬全トヨタ労働組合連合会(35万7千人)が立憲議員との連携の見直しを示唆した。
自動車などは恵まれた業種であるだけに、職を失うことの方が、イデオロギーに優先することを理解しないで,芳野会長を批判することは、労働者の心に沿っていない。自民党を支持するというより、生活を真に心配してくれるのはどの政党かを見定めているのでしょう。立憲は労働者の意見を多く聞いて行動すべきであり、イデオロギーを優先すべきではない。
連合は1989年結成という。日本の民営化が始まったのもその頃だ。つまり、これらはセットだろう。後者ばかりか前者も米国(DS)が仕組んだのでないか。DSの常套手段は「分断統治」だ。敵が結束し、一丸となって歯向かってきたら一溜まりもないからだ。だから労働者(=大衆)を分断すべく、労働組合は潰さねばならない。だが、「自由で民主的な社会」を謳っている国で大っぴらに潰すわけにはいかない。そこで「詐欺」手法の出番となる。味方に見せ掛けた敵、薬に見せ掛けた毒━こうした紛いモノを仕組むのだ。そして労働組合が悉く御用組合に成り下がったのは もはや周知のことであり、その総本山=連合は常識でないか。
かつて朝日について書かれた件-
「普段はリベラルの顔をする。極めて重要な時には政権に有利な報道をする。朝日新聞の体質がここでも出ている。」
連合会長の動きはこれと同じことだ。
いつか、ポーランドの「連帯」に肖って「連合」にしたと聞いたが、リベラルなポーランドの友人曰く、連帯のリーダーだったワレサ氏は、今や単なる「哀れな生き物」とのこと。芳野友子会長も早晩同じ道を辿る。
米国も日本もついこの前まで産業資本主義下にあって、前者は産別組合、後者には企業別組合が活躍し、当時の経済はダイナミズムに溢れていた。
米国が一早く金融独占資本主義に転じたと後に素早く日本もそれに追随、労働者の組合は消えた。その代わりに出て来たのが絶望的な若者集団だ。マルクスが定義した労働予備軍が両国ともに溢れている。
立憲は金融独占の三下を務める連合なんかあてにせず、労働予備軍の味方を鮮明に表明し、選挙に取り組むべきではないか。
4党合意はDappiがいうところのイデオロギーとは関係ない内容ばかりだ。
それでも、何とかの一つ覚えでイデオロギーと一言で括り批判する。
一体、その思考はどうなってるんでしょう。
憲法がいつの間にイデオロギーの範疇に?
憲法を守れと主張する政党は庶民の暮らしに関心なんか
ないイデオロギーのお化けと言わんばかり。
自民党は庶民の暮らしに深い憂慮をしているから憲法などは
ないがしろにして敵基地攻撃能力の保持に全力を傾けている。
職を失い不安を抱える人たちはそれでこそ救われる。
TWTR:接戦珍しく、甘利氏焦っているよう━郷原信郎氏の「衆院選 甘利明氏 落選運動」が奏功しているのでないか。限りなく真っ黒に近いブラックに「どす黒い一票」が集まるようではダメだ。