しばしば、野党は批判するばかりで政策がないと言われる。
本当にそうだろうか。
野党は「衆議院総選挙における野党共通政策の提言」に合意した。
メディアが報じないから、あたかも政策がないように思われる。しかし、立派な政策がある。それは「衆議院総選挙における野党共通政策の提言」に明文化されている。
選挙の直前、今一度見てみたい。
1 憲法に基づく政治の回復
・安保法制、特定秘密保護法、共謀罪法などの法律の違憲部分を廃止し、コロナ禍に乗じた憲法改悪に反対する。
・平和憲法の精神に基づき、総合的な安全保障の手段を追求し、アジアにおける平和の創出のためにあらゆる外交努力を行う。
・核兵器禁止条約の批准をめざし、まずは締約国会議へのオブザーバー参加に向け努力する。
・地元合意もなく、環境を破壊する沖縄辺野古での新基地建設を中止する。
2 科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化
・従来の医療費
孫崎享のつぶやき
今次選挙で野党共闘の意義は極めて大きい。野党共闘の意義を理解する必要がある。目指すもの、それは四党合意に明確。今一度。①憲法に基づく政治の回復、②格差と貧困を是正、③原発のない脱炭素社会を追求、➃権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現
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コメント
コメントを書く4党合意は日本がアジアでリーダーシップを取れる唯一のカギとなると思うのだが、日本のメデイアは無視している。何故か?自民党が目指す明治維新時に完成した地政学の復活にメデイアが同調しているからだ。
今の東アジアは全く異なる原理で動いている。日本は米国と共に衰退の道を選ぶか、東アジアの和解を率先して確立し、経済を繫栄させるか、の岐路にある。
欧米で行き詰まっているワクチン接種は日本では人気絶頂で接種は完了した。その後に控えた半島、大陸への攻勢を展開するには自民党は選挙に勝たねばならない。それには投票率を下げるしかない。その為にはメデイアは騒がない方が良い。
そういうことでしょう。
> メディアが報じないから、あたかも政策がないように思われる。しかし、立派な政策がある。
確かに立派な政策だが、これらを知らなくとも、私などは端から自公に入れることはない。もはや政策云々の次元でない。
今や隷米(DS)、汚職が極まった自公には問答無用ということだ。「スガは即刻辞任せよ!他の誰が首相になろうが、スガほどヒドイ状況は起こり得ない!」━かつて孫崎さんは発されたが、その「スガ」は そっくり「自公」に置換えられる。だが、そう体感する者は極少数のようだ。報じられている「各党の推定獲得議席」が本当なら、そういうことになる。あるいは、実は自公が目論む不正選挙による偽「獲得議席」なのか?! 米大統領選でご指摘があった郵便投票と同様、日本の期日前投票による不正はよく聞かれることだ。
一方、フランス人科学者が著した「デジタル馬鹿」によれば-
「人間の注意力はデジタル技術の発達とともにあった過去15年間で下がり続け、ついには『金魚以下』になった」
「ひと握りの上位者がすべてを分捕れる仕組みこそ正義と見なす新自由主義のイデオロギーにとって、デジタルはオールマイティのツールたり得る」(斎藤貴男氏 書評)
今や自公は不正選挙するまでもないのか。