複雑化する社会の中で、何を政治の課題とすべきか。私は、それは①「命を守る」を最優先課題とする②それぞれの政治課題が「命を守る」にどれくらい直結しているかを判断する③かつそれぞれの政治課題が、「命を守る」という観点でどこまで緊急性があるかを判断することだと思う。
2:今次総選挙で「自民、公明両党と憲法改正に前向きな日本維新の会、国民民主党等の改憲勢力は衆院選で352議席となり、衆院の4分の3を占めた(衆院選公示前にはこれら勢力は338議席、総定数の3分の2―310議席―を上回っていた)。改憲勢力は、衆参両院で改憲の国会発議に必要な3分の2を維持しており、岸田政権で改憲論議が本格的に進むのか注目される」(読売)と報じた。それははたして、どこまで「命を守る」という点で緊急性を持つのか。
例えば北朝鮮の脅威を考えてみよう。北朝鮮は核兵器の開発を行い、ミサイルの開発を行っている。多くの国民は脅威に感じて
孫崎享のつぶやき
農業協同組合新聞、孫崎享【提言】「命を守る」政治が最優先。「脱・新自由主義」農でも語るべき:社会複雑化、なすべき政治課題も次々に。「経済の成長か、分配か」「脱炭素化」「中国問題」等。これらに対し「命を守る」という視点で問題の重要性を考えてみよう。
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- 全国高校駅伝 男子予選会、佐久長聖(長野)が優勝争いの最右翼(毎日)地区予選①大牟田2.03.25、②仙台育英2.04.00③八千代松陰5000m。平均タイム①佐久長聖13.56②仙台育英14.04③学法石川、女子神村学園(鹿児島)、仙台育英(宮城)、大阪薫英女学院の「3強」(毎日) 18時間前
- 『私とスパイの物語』出版の顛末。よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。当初の出版予定社社長より「この本は読者がつきませんよ」。つまり出版しない意思表明。困りました。この本には山上氏に夜殺害を否定する「安倍晋三元首相の殺害問題」が入っている。 2日前
- 欧州経済の終末、停滞、競争力の低下、トランプの難題。大陸は「存亡の危機」に直面。 EUがイノベーションの砂漠になっている。欧州の首都はすでに、税収が減少する中、急増する赤字の抑制に苦戦している。その結果として、極右と左派が体制を攻撃する機会を捉えて政治を急進化させている 3日前
- 米国世論調査、問「コロナワクチンは最も致死性の高いワクチンか」答え米国全体yes27%、民主党支持者yes17%、共和党支持者yes40% 4日前
- ドイツ。ショルツ首相は三党連立政権崩壊後、信任投票を提示し394対207の投票で現政権の解散を可決、困難で不安定な政治の新時代を反映。低迷する経済、インフラの破綻、移民、政治的両極端の台頭、トランプ政権での関税、安全保障問題等の難問。世論調査保守的なキリスト教民主党がリード。 5日前
コメント
コメントを書く国民の生命と財産を守るのが政治の根本原則とはよく聞くが、敢えて“「命を守る」政治が最優先”と発された。10年程前、「国民の生活が第一」なる政党名が出たが、大衆の「生活」を蔑ろにする政治が横行したからだろう。それが10年経って更に後退し、大衆の生活どころか「命」まで危険に晒される政治が跋扈するに至った-
・米国(DS)の戦争を日本が下請けするのは当たり前になりつつある
・有害農薬、有害食物を市場から排除しない
・原発は言うに及ばず
加えて、孫崎さんには言い難いが、今次ワクチン禍こそ「命」を危険に晒している最大の災厄でないか。
こうして政治の根本原則が破壊されているが、これらは全て「無知無能」政治の所為でない-
“DSへの盲従のもとに生計が保たれていければ、大衆の「命」など別に大したことではないのである”━これだろう。
最も利他心を持つべき為政者が、「自己チューの塊」だらけだから どうにもならない。
かつては、職場や国への盲従のもとに、大衆も恙無く暮らせたものだが、現下はそうでない。かといって、自ら調べ、考え、判断しても「命」を守れる保証はないが、そうしなければ「首を落とす」確率が いや増す時代になってしまった。
「風が吹けば?」「埃が立ちます!」━これでは生き抜けない。
何度も言うが、台湾有事、日本有事と言う安倍元総理の発言です。
米国の極東に於ける代理戦争を担うということを自民党が覚悟したものとして中国は深刻に捉えてます。その先には中国沿海州と日本列島が戦場になるということを安倍元総理は示唆したのです。日本人の命を全部無許可で捧げると一個人の安倍r氏が公言したのです。
中国はこのような発言の背景に米国の戦争屋の扇動があったと見てます。扇動なければ、或いは、安倍氏に対する恫喝がなければ、つまり、通常であれば、出て来る言葉ではない。
中国は軍事力強化に急ピッチで取り組むでしょう。日本がレッドラインを一寸でも超えたら、ワシントンとニューヨークを叩くと言う脅しをかけれるように能力アップに励むでしょう。
それには5年はかかりそう。日本の平和主義者はその間眠って過ごすわけには行かない。