孫崎享のつぶやき
NYTとWP双方が金正恩朝鮮労働党委員長のロシア訪問、プーチンとの会談の可能性を報道。対談の焦点は北朝鮮による武器供与問題。米国は北朝鮮の事前打ち合わせチームの報告書を入手している模様。米国は金委員長の訪ロ、及び武器供与を行わない様警告を発している。
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- 健康寿命が長い人は「脚力」「バランス力」「柔軟力」「握力」が高い。「脚力」は歩くための筋力。特に鍛えたいのは、尻や太ももといった下半身の大きな筋肉。歩く、立つ、座るなど、生活動作に大きく影響。 「バランス力」は転倒しないための筋力。ペットボトル開けられないは要注意。 8時間前
- 全国高校駅伝 男子予選会、佐久長聖(長野)が優勝争いの最右翼(毎日)地区予選①大牟田2.03.25、②仙台育英2.04.00③八千代松陰5000m。平均タイム①佐久長聖13.56②仙台育英14.04③学法石川、女子神村学園(鹿児島)、仙台育英(宮城)、大阪薫英女学院の「3強」(毎日) 1日前
- 『私とスパイの物語』出版の顛末。よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。当初の出版予定社社長より「この本は読者がつきませんよ」。つまり出版しない意思表明。困りました。この本には山上氏に夜殺害を否定する「安倍晋三元首相の殺害問題」が入っている。 2日前
- 欧州経済の終末、停滞、競争力の低下、トランプの難題。大陸は「存亡の危機」に直面。 EUがイノベーションの砂漠になっている。欧州の首都はすでに、税収が減少する中、急増する赤字の抑制に苦戦している。その結果として、極右と左派が体制を攻撃する機会を捉えて政治を急進化させている 3日前
- 米国世論調査、問「コロナワクチンは最も致死性の高いワクチンか」答え米国全体yes27%、民主党支持者yes17%、共和党支持者yes40% 4日前
コメント
コメントを書く> プーチン氏は、ウクライナは復活したロシア帝国の一部であるべきだとの考えから、対ウクライナ戦争をロシアの主権を守る戦争の一つとして特徴付けている。
誤)
「ウクライナは復活したロシア帝国の一部であるべきだとの考えから」
正)
「一極支配を企む米国(DS)の、ウクライナを利用したロシア潰しがレッドラインを超えたとの考えから」
政治/国際情勢 報道の嘘と詭弁は、かつてのソ連/旧東欧の報道機関や、日本のマスコミの「専売特許」でなくなったということだ。
> 北朝鮮、イラン、中国によるロシアへの支援を阻止することは、ロシアに対するウクライナの防衛を支援するバイデン政権の戦略の重要な要素である。
そんな「阻止」ができるとでもいうのか。何故「一刻も早く、こんなバカな戦争は止めろ!」と書けないのか━NYTも、もう出すのは健康絡みの記事だけにした方がいい。
RT 5 Sep, 2023
金正恩氏、ロシアでプーチン氏と会談へ-メディア
https://www.rt.com/news/582382-putin-kim-meeting-reports/
両首脳は今月末にウラジオストクで交渉を行うと報じられている-
北朝鮮の金正恩 第1書記が今月ロシアを訪れ、プーチン大統領と会談する予定だと、ニューヨーク・タイムズ紙とAP通信が米国と「同盟国」当局者の話として報じた。
NYTによれば、金委員長はロシアの太平洋岸のウラジオストク市へ「恐らく装甲列車で」移動し、そこで両首脳は9月10日から13日に予定されている年次東方経済フォーラム(EEF)に出席し、金委員長はロシアの海軍基地を訪問する予定だという。モスクワも平壌もこの件に関してはコメントしていない。
めったに国外に出ず、殆ど列車で移動する金正恩が最後にプーチンと会談したのは、2019年のウラジオストクだった。
ロシアのショイグ国防相は7月に平壌をサプライズ訪問し、1950年から1953年の朝鮮戦争終結70周年を記念する軍事パレードに金正恩とともに出席した。後にショイグは、モスクワは北朝鮮との共同訓練開催に前向きであると述べた。クレムリンによれば、ショイグはまた、プーチンからの「個人的なメッセージ」を金正恩に伝えたという。
NYTは情報筋の話を引用し、金委員長が「ロシアにウクライナ戦争用の兵器を供給する可能性や、その他の軍事協力」について話し合う予定だったと伝えた。この報道は、米国が昨年、北朝鮮がロシアに砲弾を密かに送っていると主張した後になされた。この疑惑はクレムリンによって否定され、後に在平壌ロシア大使のアレクサンドル・マツェゴラによって否定された。
北朝鮮は一貫して、ウクライナへの米国製F16戦闘機の納入は「核戦争」を引き起こす可能性があると警告してきた。平壌はまた、米国がウクライナ紛争とNATOとロシアの対立を画策していると非難している。
G7のウクライナへの武器等支援は「ならずものの盗み等」に遭ってウクライナ軍の手に届かないということです。日中戦争時の蒋介石軍に似てます。戦争の裏表は複雑怪奇です。
このウクライナ戦時にロシアと運命共同体を強く意識する中国、北朝鮮に「ロシアに武器を売るな」と米国が言うなら、大きな見返りの提供が前提となりましょう。そしてその前提が魅力あるなら、両国は「ハイハイ」と了承するでしょう。これは経済取引きです。
でも、北朝鮮と中国はロシアと地続きでもあり第二次大戦後運命共同体をロシアと誓いあってこの三国は今も深く厚い関係を続けているのです。従って、裏でルーブルと引き換えに続々と兵器が中国、北朝鮮からロシアに流れて行くのが留まることはないでしょう。
>>2
第二節にある「経済取引」は「外交」の間違いです。
北朝鮮とロシアの間で、兵器供給の代わりに軍事偵察衛星や無人偵察機や潜水艦の技術供与を話あったが、秘密裡というわけではなく、その内容は米国に伝えられている。
当然のことながら、米国は北朝鮮に対し、米国の意向は伝えられているのでしょう。
北朝鮮は、国の成長を図るためには、日米のお金と技術力と投資が欠かせない。中国とかロシアに期待できない必要不可欠なものであり、米国の意向を無視することはできない。
また、軍事偵察衛星などの技術は隣の国である中国には抵抗が大きいでしょう。ロシアが中国抜きに独断で判断できない。
米国を中心とした西側と露中北は表面的には敵対しながら、裏面外交が活発に行われており、報道を全面的に信用することができないといえる。
X:日本の国民は首相が海産物を食べると同じように海産物食べるのでしょうか━「汚染水」放出、値段高騰のダブルパンチで庶民が海産物に手を出し難くなったのは確かだろう。
前者については、メルトダウンどころかメルトスルーまで起こした原発事故の放射能漏れは、チェルノブイリの比でない━そう言われた覚えもある3.11だ。12年経とうが、件の「汚染水」が「科学的に」問題なしとは到底思えない、IAEAも買収されたのだろう━先ずは こう頭を過ぎったが、ロシア・トゥデイに下方に記す記事が出ていた。どうやら本当に「科学的にも問題なし」のようだ。
すると、あのメルトスルー云々は何だったのか。実際のところ、メルトスルーが本当に起きていれば、首都圏も「死の街」と化し、人が住める状況ではなくなっていたろう。
チェルノブイリ原発の事故では、癌/白血病を発症した事例も相当数に上ったことが報じられるも、福島原発由来のそうした病例は殆ど聞こえてこない。本来、隠蔽しようにも できない程多数の事例が挙がって然るべきと思うが...一方、頭から拭い切れないのが、福島原発事故当時、近海を航行していた米空母の乗組員が悉く癌/白血病を発症した件だ。原発の安全管理をマグナBSPというイスラエルの会社に一任していた件も不可解だ。陰謀論と片付けられるネット上の憶測も、一笑に付してばかりもいられまい。「日本人」に対して原爆を使うことを意図した勢力ならば、それを最後に同種の行為は一切止めるとも思えない。日航123便墜落事件、アベ銃撃事件等と同様に3.11も闇が深い。そして、ロシア/中国は事の真相を実は知っているのでないか。
RT 31 Aug, 2023
福島は魚を放射能汚染していない-ロシアのデータ
https://www.rt.com/news/582159-fukushima-japan-fish-nuclear/
ロッセルホズナゾールは、汚染水放出地域から採取された440以上の水産物のサンプルを調査したと発表した-
先週、日本が福島原子力発電所からの排水を海に放出し始めて以来、ロシアの極東の海で捕獲された魚は、過剰なレベルの放射線を示してはいないと、ロシアの農業監視機関であるロッセルホズナゾールが発表した。
ロッセルホズナゾールによれば、タラ、フグ、スケトウダラ、オヒョウ、サケ、カニ、ムール貝、缶詰など443の水産物のサンプルが専門家によって調査された。
ロッセルホズナゾールは、検査された製品には「陽性所見はなく」、放射線のレベルは正常範囲内であったと述べた。この結果は「魚製品の安全性を示している」と結論づけた。
極東にある同機関の研究所は、定期的に魚製品を監視しているが、日本政府が被災した原子力発電所からの放射性廃液を処理し投棄する計画を発表して以来、その活動を強化している。
日本は先週、国連によって承認された計画の一環として、廃液の海洋放出を開始した。この水は、2011年3月の地震と津波の災害で損傷した原子炉を冷却するために使用され、原子炉が完全に溶融するのを防いだ。
液体は完全に安全だと主張しているにも拘わらず、日本政府の動きは近隣の中国、韓国、北朝鮮からの反発を引き起こした。中国政府はこれを「極めて利己的で無責任」と呼び、日本の水産物を全面的に禁止した。
国内外の懸念を和らげようと、岸田文雄首相と3人の閣僚は水曜日、福島沖で獲れたフグ、タコ、スズキの刺身を囲んだ。
岸田文雄首相はこの食事を「とても美味しい」と評し、「安全で美味しい」魚介類を楽しみ、福島県を応援してほしいと呼びかけた。
同様の演出は、木曜日に福島市を訪れ、市長とシーフード・ランチを食べたラーム・エマニュエル駐日米国大使によっても繰り返された。
エマニュエル大使は、「日本に対する経済的強要や、日本国内外への嫌がらせや偽情報の発信は、まさに中国の常套手段だ」と主張した。
もし日本政府が約束を果たし、中国政府の水産物輸入禁止について世界貿易機関(WTO)に提訴するならば、米国政府は日本政府を支援すると同大使は約束し、「日本が同盟国だからというだけでなく、この件に正当性があるからだ」と語った。
個人的には、私は停戦和平を求める立場なので、いかなる国も、ロシア、ウクライナ双方に武器支援することを支持しない。
だが、アメリカ帝国が北朝鮮や中国に対して武器支援をするな、と圧力をかけることは、盗人猛々しいレベルの話で見苦しいことこの上ない。
北朝鮮や中国、イランに「警告」する前に、アメリカ帝国よ、オノレが先ず武器支援をやめよ、というハナシだ。
これは筋論として、言っておかなければならない。
一般論でいうなら、ロシアと北朝鮮の戦略的協力は当然の流れである。
その上で、では、一部ウクライナ応援団が、願望をこめて、まだまだ反攻はこれからだ!とか、いやいやウクライナは良くやってる。勝ってる!みたいな、言説が喧伝されているのが我が日本である。これらの言説が妥当かどうか、考えて見る必要があるだろう。
「23年の間に決定的な戦果がなくても、まだ焦る必要はない。」(篠田英朗)
https://agora-web.jp/archives/230903122435.html
「ウクライナ軍が6月初旬に反転攻勢を開始して以来、多くの西側主流メディアや相当数の軍事専門家は『ウクライナ軍の反攻作戦は遅い。失敗しているのではないか』と主張しているが、彼らの主張は的を射ていない」(渡部 悦和)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76728
こうした言説を真に受けているB層も多いことだろう。
では、実際の戦況はどうなのか?バランスよく、偏りない分析のための素材を集めてみた。
先ずはNATO加盟国の指導者、ハンガリーのオルバーン首相。
「ハンガリーのオルバン首相は、ウクライナ軍がロシアとの紛争に勝利しているという、多くの西側メディアが宣伝している印象は真実ではないと考えており、それは不可能だと強調した。」
https://twitter.com/onlydjole/status/1697013822903497052
ご存知の通り、ハンガリーはNATO加盟国だ。オルバーン
が上記発言をした意味は重い。また、つい最近、サルコジ元仏大統領は、①露のクリミア併合を覆すことは「幻想」②ウクライナは「中立」を維持しEU、NATO加盟をすべきでない、③露と仏は「互いを必要」と主張、と孫崎先生のブログに掲載された。要人の発言を軽々しく受け止めることは出来ない。
次に、国際政治学者、シカゴ大学ミアシャイマー。
「負けるべくして負けた」と言い切っている。
https://mearsheimer.substack.com/p/bound-to-lose
更に元軍人。
「退役米陸軍大佐ダグラス・マグレガーは月曜の放送で、ウクライナはロシアとの戦争に勝てていないだけでなく、同国軍は戦闘で40万人もの死者を出したと主張した。」
https://www.newsweek.com/ukraine-not-winning-war-russia-lies-douglas-macgregor-1821690
更にRTに寄稿されたロシアの軍事専門家。「NATOはもはやキエフのニーズを満たすことができず、ロシアは前線で優位に立っている」
https://www.rt.com/russia/582368-nato-ukraine-russia-front-lines/
なお、RTは所詮ロシアメディアなどと偏見の目で見てはいけない。西側主流権威筋メディアは「大本営発表」である。非米側メディアの論調や報道を見ずに、バランスの良い妥当な分析にはゼッタイに辿り着かない。
これもRTだが、西側の戦車はたいしたことないようだ。
https://www.rt.com/russia/582431-drone-footage-challenger-tank/
SPUTNIKではウクライナにおける徴兵忌避の記事。
「代替メディアや一部の旧来の報道機関さえも、 NATOが支援する対ロシア代理戦争への徴兵をさらに募集する際にウクライナ当局が直面している困難が増大していることを報じている。」
https://sputnikglobe.com/20230903/millions-of-ukrainians-dodging-draft-to-avoid-certain-death-fighting-for-nato-1113096124.html
これは西側、ちょっと前だが、スペインのメディアによるウクライナの砲弾枯渇に関する記事。「ウクライナ、10対1の大差で敗れる」
https://english.elpais.com/international/2023-03-01/ukraine-outgunned-10-to-1-in-massive-artillery-battle-with-russia.html
西側メディアからも悲惨な負傷兵の報道。
「ウクライナは2万人以上の切断者を抱える未来に直面しており、その多くは前線で精神的外傷を負った兵士たちである。」
https://www.usnews.com/news/world/articles/2023-09-04/upward-of-20-000-ukrainian-amputees-face-trauma-on-a-scale-unseen-since-wwi
さて、いかがであろうか?
確かに、素人が極東の島国から正確なロシアによる特別軍事作戦の戦況を正確に把握することはムズカシイ。
しかし、状況証拠はウクライナ不利を傍証している。ウクライナが事実上、NATO加盟不能となったことも一例だ。戦争の真っ只中に、汚職を理由にしろなんにしろ、国防相が解任されたのも不自然だ。なにより、ロシア軍がウクライナ東南部から、組織的に撤退しているという情報はゼロだ。
それに加えて、多数の識者、専門家が戦況はロシア優位を唱えている。
>戦争予測が難しいことを示すとともに、こういうヒトの示す方向「のみ」を信じていたヒトは、ちょっとくらい反省したほうがいい。
事実現実を直視出来ないウクライナ応援団は、多数のロシア優位説派を受け入れようとはしない。単に間違いを認めたくないからであろう。何れにせよ、矢野義昭氏をさして、「こういうヒトのみ」というなら、カンチガイも甚だしい。「大本営発表」に毒されすぎだ。
中ソ対立のむかしから「北朝鮮」はソ連寄りだった。
少なくとも中国とは距離を置いていた。
ソ連崩壊は「北」にとって悪夢だったろう。
その時のソ連高官の言葉を覚えている。
米国からは北朝鮮と手を切れと言われた。
そればかりか韓国からも同じことを言われた。
まるで部下に命令するかのように尊大に。
その通りにした。
けれどその見返りは何もなかった。
まあ、プーチン以来のロシアの国力上昇によってもとに戻ったということです。
食料、エネルギー、兵器の輸出国ロシアとの友好は「北」にとってありがたいでしょう。
米国は、弾薬がロシアに渡れば新しい制裁を「北」にするそうだ。
ネット界隈がざわついている。
これ以上どんな制裁をするのだ。
できる制裁がまだあるのならなぜ「北」のミサイルがまだどんどん
打ち上がっているのかと。
私も同感。
きっとキムジョンウンの娘にでも制裁をかけるのだろう。
キムジョンウンにとって常任理事国ロシアとの友好はほんとに価値がある。
このさきの制裁は国連決議を経てのものではない米国とその追随国による
プライベートなリンチとなるから。