集団的自衛権は柳井元駐米大使を座長とする有識者会議の事例が中心になろう。
重要なポイントは、日本で討議される集団的自衛権は、国連の集団的自衛権を想起させるが、これは国連の理念と対立する理念である。
国連の理念は次を軸にしている。
・第2条4.
すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。
・第51条
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。
つまり、各国は武力攻撃を慎む、万一武力攻撃をされたら集団的自衛権が発生するというものである。
しかし、今日米国が行っている戦略は「国際的安全保障の改善」のためで、相手国の攻撃を必須としていない。実はこの戦略は16
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米国に従って行く、戦争に向かって行く。
日本国憲法、これは至宝だ。
「戦争は無知な若者にとって甘美である。」古来からの人類の病巣であるが、日本の現行権力はより悪質で確信犯である。安倍の考えてる安全保障は明らかに自身の安全だけは別枠で確保できる人間の発想。人民が求めるべきは山賊を猛々しく打ち破る軍隊ではなく、そもそも山賊に身を落とす人間を作らない善政である。
自身の存在意義を高めるために恣意的に衝突を誘い夜郎自大に振る舞う自民は戦前の軍部とまるで変わらぬ。戦前は軍部と財閥に、現代では軍産複合体に。日本人は英霊とやらから何を学んだのやら。権力と金の亡者のため戦車に竹やりで突っ込んで、今度は核ミサイルに国旗を振り回して戦うつもりかね?
「孫子」にあるように目指すは「無」敵である。敵を作らず、作らせず、それこそが勝利だ。どこかの国よろしく世界の軍事予算の半分を単独で占め、自国の民を蔑ろにし、大義なき侵略戦争で血涙山河を築いた挙句に財政危機に陥るような醜態は御免だ。こんなのに従っていたら命と金がいくらあっても足りることはない。我々も沖縄を見習い独立と共存繁栄を築こう。
世界第3位の経済大国であり、軍事費世界第5位の軍事大国の日本が米国とともに戦争ができる国になろうと目論んでいる。専守防衛の軍事費が世界第5位。これをさらに増加すべきとする主張は先制攻撃力を保持しようとする意図に他ならない。さらに、今の日本政府の沖縄への仕打ちは、またもや沖縄を本土防衛の捨石にしようとする意図が見え見えだ。沖縄の民意は沖縄を二度と戦場にしないこと、そして、基地削減だ。日本人よ目を覚ませ!!!